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Day 13: WRファーガソンは必死
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年8月11日
- 今週末のスティーラーズ戦では、先発組には12から15スナップ出場させることになるだろう、とマッカーシーHC。
- でん部を痛めて休んでいたWRグレッグ・ジェニングスが復帰し、スティーラーズ戦も出場の予定。
- RBデショーン・ウィンは火曜の練習で太ももを痛めて休んでおり、先発FBのブランドン・マイリー(肩)とともにスティーラーズ戦は欠場になりそう。CBチャールズ・ウッドソン(ハムストリング)とCBアル・ハリス(背中)も欠場の見込み。4人ともケガの程度は軽く、もしこれがレギュラーシーズンならおそらく出場していただろう。
- モレンシー、ポープ、ウィンの3人が欠場するため、ランニングバック陣はブランドン・ジャクソンとノア・ヘロンとFB/RBコーリー・ホワイトだけになってしまった。先発のジャクソンには少なくとも半分はプレーさせる、とマッカーシーHCはコメントしている。
- RBノア・ヘロンはSタイロン・カルヴァーからラリアットを喰らってしまい、2分ほど倒れていた。すでにRB不足に陥っているだけにヒヤリとしたが、幸いしばらく休んで練習に復帰することができた。偶発的なヒットとはいえ、カルヴァーはヘロンに謝罪していた。
- プレシーズンゲームのQBローテーションでは、3番手を争うQBイングル・マーティンとQBポール・トンプソンに均等に出番を与えるのではなく、今週末はマーティンに第4Qまるまるプレーさせてトンプソンは出さず、来週はその逆にする、とマッカーシーHCは語っている。QBファーヴは第1Q途中で退くはずなので、QBロジャースがそこから第3Q終了までプレーすることになる。
- ふつう、26試合も先発経験のある7年目のレシーバーはプレシーズンゲームで全スペシャルチームに参加するようなことはないが、今年のWRロバート・ファーガソンはそんなことは言っていられない。「プレミア・ワイドアウトになりたい希望は捨てていないけど、実際に何を期待されているかは分かるよ。僕もプロに入って長いから、全スペシャルチームに出ろと言われることの意味は理解できる。出るからには結果を出さなきゃいけないし、スペシャルチームで活躍を見せる必要がある」
- 5巡指名のWRデヴィッド・クラウニーはこの日もイージーなパスを落球するなどパッとせず、開幕ロースター入りへの道は険しくなる一方。
- 通常オフェンスのプレーコールはマッカーシーHCが出すが、スティーラーズ戦ではジョー・フィルビン新OCにもプレーコールの機会を与えたいとのこと。「私もかつては若く経験の浅いコーチだったのだし、コーチングスタッフに成長の機会を与えるのは大事だと思う」とマッカーシーHC。昨年もジャゴジンスキーOCが同じようにプレーコールの機会を与えられていた。
- 昨季終盤から先発に昇格したDEカレン・ジェンキンズは今キャンプでも好調で、特にパスラッシュのキレがいい。この日のパスラッシュドリルでも、1回目はLGダリン・カレッジをきれいに抜き去り、2回目はカレッジがホールディングの反則。
- 1巡指名のDTジャスティン・ハレルはパワーが完全に回復していないためここまでイマイチだったが、この日のパスラッシュドリルではOGトニー・パーマーらを圧倒した。しかしまだ力不足ということで、先発組とは対戦させていないようだ。
- G/Tトラヴィス・レフューはなぜかDTとしてプレーするよう命ぜられ、パスラッシュドリルに。OL側から「裏切り者!」と野次られながらプレーし、OGアダム・ステナヴィッチには勝ったがOGトニー・パーマーには敗れた。
- 6巡指名のLBデズモンド・ビショップはこの日も11on11練習でインターセプトを決めるなど好調で、アブドゥル・ホッジを抜いて2番手ミドルLBとなる可能性がふくらんできている。スペシャルチームでも、キックオフリターンの1stユニットでプレーしている。
- 控え選手たちにとっては、プレシーズンゲームでスペシャルチーマーとして頑張ることが開幕ロースター入りのために重要となる。というのも、キャンプ練習ではスペシャルチームのライブ・タックリング練習は行われないため、本当のところはプレシーズンゲームまでプレーしてみるまで分からないからだ。
- キッカー対決はKメイソン・クロスビーが52ydsを含む8本のうち7本を成功させてわずかにリード。Kデイヴ・レイナーは3本失敗して5/8。今週の成績はKクロスビーが23/27で85.2%。Kレイナーは20/26で74%とダウンしている。
- 今年はキッカー選定のためフィールドゴール本数が例年よりかなり増えており、両キッカーの脚の疲れを懸念する声も出始めている。1997年にはドラフト3巡指名のKブレット・コンウェイが蹴り過ぎのため負傷してしまい、その結果としてドラフト外ルーキーのKライアン・ロングウェルがスターターの座を奪った。