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Day 7: FBコーリー・ホールは期待以上の進歩
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年8月 5日
- この日の1on1のブリッツ練習ではRB/FB陣がピックアップに苦戦。注目の2巡指名RBブランドン・ジャクソンはLBジュワン・シンプソンとLBバーネットに連続でやられ、FBライアン・パウドレルもLBビショップとLBポピンガに連続でやられ、FBコーリー・ホワイトもLBグッデルに完敗し、RBノア・ヘロンもLBシンプソンにやられた。
- フルバック経験の浅いルーキー3人の中で、6巡指名のFBコーリー・ホールの進歩の早さをコーチたちは喜んでいる。ここまではライアン・パウドレル(USCで先発FB経験)を明らかにリードし、将来性がどうこうでなく今季すぐに2番手FBが務まるかもしれない。「フットボールセンスに優れているほど、ポジション変更が容易になるものだ。フットボール理解の浅い選手は、攻守どちらにしても大変なことだ。コーリーは頭脳明晰な男だ。仕事をよく理解している」とフィルビンOC。
- FBコーリー・ホワイトは今キャンプではRBをプレーする機会の方が多く、RB/FB兼用選手としてロースター入りを狙う。FBライアン・パウドレルは昨年足首骨折していたこともあってオーバーウェイトの258ポンドでキャンプに登場し、ブロッキングのミスも多いようだ。
- この日最高のプレーは、ブリッツ・ドリルでQBファーヴからWRグレッグ・ジェニングスへの完璧な22ydsTDパス。ポスト・ルートで、カバーしていたCBハリスを半歩だけ引き離していた。WRジェニングスはエンドゾーン奥へのフェード・ルートのパスを見事ワンハンドキャッチして両足を残すプレーもあった。
- QBアーロン・ロジャースは7on7練習でほぼ完璧といっていい14/15だった。
- 「最も失望させられたドラフト選手」の現時点での有力候補は、5巡指名のWRデヴィッド・クラウニーだとPress-Gazette紙は評している。イージーな落球が多く、ルート取りも未熟。そのうえキックオフをキャッチし損なっているようでは、リターナーとしても使えないのではないか。トンプソンGMは就任以来3年間常に2人ずつWRをドラフト指名しているが、一昨年6巡のクレイグ・ブラッグ、昨年4巡のコーリー・ロジャースと、どうも毎年2人目がうまく行かない。
- TEフランクスは目を痛め、7巡ルーキーのTEハリス(足首捻挫)とTEアルコーン(つま先)の2人も休んだため、この日のタイトエンド陣はTEドナルド・リーとTEジョー・ワーナーの2人だけしかいなかった。3人とも近いうちに復帰を期待している、とマッカーシーHC。契約したばかりのTEワーナーはプレーブックも習得できておらず、完全に足手まといになっている。
- 一昨日の練習で右目の角膜を傷つけたらしいTEババ・フランクス。「まだ十分に視力が戻ってはいないんだ。この職業では両目がちゃんと見える必要がある。ブレットが投げるならなおさらだ」
- 昨季15.5サックのDEキャンプマンに対し、RTマーク・タウシャーは1on1のパスブロッキングドリルで常に優位を保っている。
- この日はCBジャレット・ブッシュがWRジェームズ・ジョーンズを封じ込めるなど好調で、ニッケルバック/3番手CBのパトリック・デンディを追い上げている。
- ライバルの新人パンターを迎えたPジョン・ライアンは、さっそく75ydsの特大パントをぶっ飛ばし(ハングタイムも5.11秒)、その他にも60ydsがあった。シャンクが2回あってアウトオブバウンズに出たが、およそ35ydsは飛んでいた模様。この日の平均は48.5yds、ハングタイムも4.44秒とよかった。NFL2年目となるPライアンは不安定さが残ってはいるものの、3ステップから2ステップへの改造は順調に進んでいる。
- この日のキッキング練習では2人の成功率がダウンし、今キャンプでは最悪の出来。6巡ルーキーのKメイソン・クロスビーは34、34、41、41、44ydsと5本蹴って41ydsと44ydsを失敗。Kデイヴ・レイナーは34、34、41、41、41、44ydsと6本蹴って、どの距離も1本ずつ失敗している。
- 各球団を巡回する審判団がパッカーズのキャンプを訪れ、金曜夜には今年のさまざまなルール変更について選手たちに説明した。彼らは土曜日のファミリー・ナイトのスクリメージでも審判を務める。