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Day 3: RBモレンシーは2週間ほど休み
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年8月 1日
- キャンプ初日に負傷したRBヴァーナンド・モレンシーは2週間ほど休むことがマッカーシーHCより明らかにされた。ヒザがどう悪いのか詳述は避けたが、「当初思っていたよりも少し重かった」とのこと。
- コンディショニングテスト不合格のためチーム練習参加を許されていなかったDTライアン・ピケットとDTジョニー・ジョリーだが、この日室内練習場でのテストにようやく合格し、火曜からチーム練習に合流することになった。またWRドナルド・ドライバー(肩)についても、あと1日か2日で復帰できるかもしれない、とマッカーシーHCは語っている。
- OGアレン・バーバーはハムストリングを痛めて練習を休んだ。昨日か一昨日痛めて無理をしていたので、今日は休ませた、とマッカーシーHC。前日休んだLBアブドゥル・ホッジとLBジュワン・シンプソンは復帰している。
- WR対DBの1on1ドリルで、WRルヴェル・マーティンは2つのロングパスをキャッチした。1つはCBフランク・ウォーカーが相手、2つめはSマーカンド・マニュエルが相手だった。
- 3巡指名のWRジェームズ・ジョーンズの好調さについて聞かれたマッカーシーHCは、外側からでは分かりにくい部分を改善させていく必要があると語っている。「たとえばタイミングひとつをとっても、QBとの呼吸、ルートランニングなど、練習を繰り返して身につけていかなければならない。今はまだ彼は考えている。ハドルを解く時の様子でわかる。フォーメーションのことを考え、プレーのことを考えている。次のレベルに上がるには、相手DBを打ち負かすためのテクニックやルートのことを考えるようでなければならない。それが若いレシーバーの成長の過程というものだ」
- ドラフト外入団のFBコーリー・ホワイトが1stダウンゴールでボールキャリーし、中央をらくらく突破してタッチダウン。その後にもう1つタッチダウン。RBモレンシーとRBジャクソンがやや軽めのタイプということもあってか、大学で重量級RBとして活躍したFBホワイトをショートヤーデージで活用したい考えが首脳陣にはあるようだ。
- キャンプ初日から体調を崩しているRBデショーン・ウィンは、無理に練習復帰しようとして嘔吐や脱水症状に苦しみ、もう10ポンドも体重を落としてしまったとのこと。せっかくRBモレンシーが休んでくれているのに、ほとんどプレーできていない。
- OL陣の進歩についてCスコット・ウェルズ。「昨年のキャンプ開始時と比べると何マイルも前に進んでいると思う。新しいプレーのインストールも早く進んで、誰が何をするかよりも、どうやるかに集中できている。それに去年たくさんあった技術的なミスもかなり修正できている。アサインメントだけで精一杯だった去年と比べてそういった点で改善できているのが大きい」
- DEバジャ=ビアミラとLTクリフトンのパスブロッキングドリルではクリフトンが完勝。OTオーリン・トンプソンやルーキーのOGパット・マレー相手ではバジャ=ビアミラが優勢だった。
- レッドゾーンのパス練習でLB A.J.ホークが大活躍。まずはTEドナルド・リーへのクイックスラントを読んですばやくステップバックし、もう少しでインターセプト。3rdダウン4の場面では、WRジェームズ・ジョーンズがスラントパスをキャッチした瞬間にタックルしてタッチダウンを防いだ。
- LBホークは地味なプレー内容だった昨年のキャンプと比べ、すでに中心選手としての貫禄十分で、Press-Gazette紙は「フィールド上では最高の選手だった」と評している。いっぽう首脳陣は、あの程度の働きは驚くには値しない、といった態度を取っている。「彼なら、ブライアン・アーラカーやデリック・ブルックスのようなエリートLBになることも可能だ。プロボウルの常連になることを期待している」とレジー・マッケンジー・プロ人事部長。
- 同じくレッドゾーンドリルでCBチャールズ・ウッドソンは、QBロジャースからWRファーガソンへのパスにダイビングして見事インターセプト。
- 2ndチームや3rdチームでプレーしている3巡指名のSアーロン・ラウスが好プレーを連発した。まず11on11練習でRBヘロンへのスクリーンパスに鋭く反応し、キャッチした瞬間にヒット。次は7on7練習でTEアルコーンへのフラットへのパスをインターセプトし、本番ならそのままリターンTD。レッドゾーンドリルではRBポープの中央へのランをしっかり止めた。「すごくいい気分だね。すごくハードにプレーブックを勉強して、オフェンスのルートもよく勉強してきたから、フィールドに入っても自然に体が動くんだ」と本人は嬉しそう。
- キックオフ練習では、飛距離自慢の2人のキッカーがほぼ互角だった。最長は6巡ルーキーのKメイソン・クロスビーの78yds(つまりエンドゾーン内8yds)で、4本の平均が71.5yds。Kデイヴ・レイナーは4本平均70yds。ハングタイムはクロスビーが4.06秒から4.31秒の間。レイナーは4.22秒から4.31秒の間だった。
- 義父ロッキー・バード(妻ディアナの継父)の葬儀のためミシシッピに帰っているQBブレット・ファーヴが、現地でインタビューに応えた。「そんなに親しくないだろうと思われがちだが、自分の親父と同じぐらい近しい間柄だった。親父に話せないことまで話せた、という点では親父以上かもしれない。毎日会っていたし、ミシシッピにいる誰にも負けないほど僕らは親密だった。他の誰よりも、僕が彼に電話する時間は長かったんだ」
- 先日レイダーズからTEコートニー・アンダーソンが放出されたが、パッカーズは興味を示さなかった(どちらにせよウェイバー順上位のMIAが獲得)。以前WRランディ・モスのトレードの噂の中でTEアンダーソンをパッカーズに譲渡するという説もあったが、今回の動きからすると、パッカーズ側が欲しがったのではなくレイダーズ側が「彼なら出してもいい」という姿勢だったのだと思われる。