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Day 2: TEハンフリーは足首骨折
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年7月31日
- 前日負傷したTEトリー・ハンフリーは足首骨折と発表された。詳細は今後の検査を待たなければならないが、今季出場できない可能性が濃厚だとPress-Gazette紙は報じている。手薄になったタイトエンドをいずれは補強したいが、今すぐというわけではない、とトンプソンGM。
- QBファーヴ不在の午前練習ではQBアーロン・ロジャースが好調。ブリッツ練習では6本連続パスを成功させるなど、非常にシャープなプレーを見せた。2ndチームでプレーするQBイングル・マーティンの出来はそれと比べるとかなり落ちる。
- QBブレット・ファーヴは妻ディアナの継父が急死したため、午前の練習を欠席。午後の練習には復帰したものの、4INTを喫する乱調だった。「(親しい親族を失ったことで)精神的に大変だったのだろう」とマッカーシーHCは理解を示している。
- QBブレット・ファーヴは義父の葬儀のため月曜にミシシッピに帰り、水曜午前にキャンプに戻ってくる予定。月曜は練習が1回、火曜が2回、水曜は休日なので、計3回の練習を欠席することになる。ディアナの両親は、ミシシッピ州ハティスバーグのファーヴ家の敷地に住んでいる。ディアナの実父でないといってもファーヴ本人とは非常に親しく、オフシーズンには一緒に庭仕事をしたり、パス練習の相手をしてもらったりしていたとのこと。
- WRファーガソン(足)、TEフランクス、LTクリフトン(慢性的なヒザの問題?)、Sアンダーウッド(ヒザ)、DEキャンプマン(ヒザ)は1日1回の練習にとどめる、とマッカーシーHCは説明。彼ら5人は午前の練習を休み、夕方の練習に参加した。
- 前日の練習の最後でRBヴァーナンド・モレンシーがヒザを少し痛め、この日は休んでいる。軽度のもので心配はしていない、とマッカーシーHCもトンプソンGMも口を揃えている。
- モレンシー不在のこの日のRB陣の序列は、2巡指名のジャクソン、P.J.ポープ 、ノア・ヘロンの順だった。胃を悪くして前日休んだ7巡指名のデショーン・ウィンも復帰している。
- エース格でプレーしたRBブランドン・ジャクソンだが、まだランプレーで少し躊躇するところがある。それでも初日よりはずっとよくなっていて、8ydsのナイスゲインもあった。ただブリッツ練習では、この日もLBホークやLBバーネットに粉砕されている。
- WRドナルド・ドライバーは右肩の状態が悪くまだチーム練習に参加できず、パッドなしで個人ドリルを行っている。8月11日のプレシーズン初戦には間に合うのではないか、とトンプソンGMは楽観的な見通しを示している。ハードワーカーなので、オフシーズンのトレーニングで重いウェイトを上げすぎて再び痛めたのだろう、とのこと。
- この日も3巡指名WRジェームズ・ジョーンズがキレのよいプレーを見せて好評。ドライバー不在のためジェニングスとともに1stチームに入る機会が多く、チャンスを最大限活かしている。夕方の11on11練習だけで6回もパスキャッチに成功し、QBファーヴも安心感を持って投げている様子だ。正確で鋭いルートランニングと密集に強いキャッチ力を武器に、ショートからミドルのレンジで好プレーを何度も見せている。
- ここまでタイトエンドではTEドナルド・リーが1stチームでプレーしていたが、この日夕方の練習ではTEババ・フランクスが1stチームに入った。
- LTクリフトンが休養した午前の練習では、ジュニアス・コストンとオーリン・トンプソンが1stチームの左タックルを務めた。いっぽうLGダリン・カレッジも左タックルとしてDEバジャ=ビアミラを相手に1on1のパスブロッキングドリルを行い、しっかりブロックできていたようだ。
- DTピケットはまだ練習に合流の許可が出ないため、1stチームのDT陣はコーリー・ウィリアムズとコリン・コール。1巡指名のDTハレルは途中で脚のけいれんを起こして退場している。
- プロ2年目のLBアブドゥル・ホッジは膝蓋腱の腱炎のため休み。ヒザの問題がある間は1日1回の練習にとどめる必要があるかも、とマッカーシーHCは語っている。彼に代わって6巡指名ルーキーのLBデズモンド・ビショップが2ndチームのミドルLBを務め、よい働きを見せている。
- 肩を痛めながら昨季全試合出場したCBチャールズ・ウッドソン。オフに手術を受けず自然治癒に任せる方法を選んだが、今は可動範囲も元通りで痛みも全くないとのこと。この日もQBファーヴから2INTを奪うなど好調な動きを見せた。パントリターナーとしても、今のところ最有力候補として扱われているようだ。
- 1stチームのニッケルバックはCBパトリック・デンディがずっとプレーしている。実際プレー内容からしてもCBブラックモンやCBウォーカーらを上回っているとの声。
- 2日目のキッカー争いはKデイヴ・レイナーがやや優勢。レイナーは25、25、30、33、38、43ydsと6本全て成功させた。6巡ルーキーのKメイソン・クロスビーはレイナーと同じ距離から蹴って、30ydsだけを失敗している。2日間でレイナーは11本全て成功、クロスビーも9/10と好成績。
- Pジョン・ライアンのパントは前日ほどではなかったが、10本蹴って平均49.6ydsと上出来の部類。 ただし23ydsしか飛ばないシャンクが1本あった。もう1人のパンターのデヴィッド・ロニーが練習に参加していないのは、足首を負傷しているためと判明。
- 2回のスペシャルチーム練習では、CBウッドソンとWRジェニングスがそれぞれ最初にパントキャッチを行った。2人に続くのはCBブラックモン、WRジョーンズ、WRボディフォード。