グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年7月27日
毎年恒例のグリーンベイ・パッカーズ株主総会がランボーフィールドで開催され、11,324人もの株主が出席した。一昨年までは近くのレシュ・センターで行われていたが、毎年増える一方の出席者を収容しきれなくなったため、昨年からはランボーフィールドのスタンドを使うようになっている。(写真・地元ニュース映像)
- テッド・トンプソンGMは昨シーズンの総括およびチームの現状について、約20分にわたって説明を行った。不満の多い今オフの補強に関して、将来のために現在を犠牲にしているとの見方を強く否定。「みなさんが私のボスであるのだから、ここではっきりさせておきたい。我々は勝ちたい。いま勝ちたいと望んでいる。チームが向上していることに我々は満足している。選手個々の向上と新入団の選手により、よいチームになると思っている」 「我々がいつも言っているように、よいチームを作る最善の方法は、内側から作っていくことだ。毎年とっかえひっかえしていてもよい結果は出ない」
- 会計担当ラリー・ウェイアーズからはパッカーズの好調な経営状況について報告がなされた。
- 先日のジョン・ジョーンズ社長解任について理由の説明はなく、CEO選考委員会による今後の新CEO選びの道筋が説明されただけだった。
- CEO選考委員会の委員長となったピーター・プラッテン理事は、「現在、かなりの数の候補者が挙がっている。契約した人材スカウト会社には、われわれ選考委員会の全員と面談を行って、全員の考えを吸収してもらうことになる」と説明している。「こうした会社を使うのはわが球団としては初めてのことだ。しかしプロフットボールのビジネスはどんどん複雑化していて、最高の人物を選ぶには国じゅうを探す必要があるとわれわれは感じたのだ。最高の人物がすぐそばにいるかもしれないが、それはまだわからない」
- 球団側が推薦していた4人の新理事候補は、例年どおりそのまま承認された。
- 午前10時ごろ始まった総会は1時間ほどで終了。午後は会場をアトリウムに移し、株主たちがハーラン会長やトンプソンGMを取り囲んで直接質問(またはサインをもらったり)できるセッションが行われた。
- 出席者には、普段のスタジアムツアーでは見られないロッカールームなど選手エリアやプレスボックスなどの見学ツアーが用意されていて、事実上株主総会の目玉となっている。