グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2007年7月 4日

DEカビーア・バジャ=ビアミラの降格

DEカビーア・バジャ=ビアミラは昨季終盤にDEカレン・ジェンキンズに先発を譲り、パスラッシュ・スペシャリストに降格となった。今オフもそのままの序列でミニキャンプやOTAが進行しているが、DEバジャ=ビアミラはヘソを曲げる様子もなく、新しい役割を素直に受け入れているように見える。「がっかりしたけれど、コーチが決めたことだ。指示されたことを忠実にこなすだけだよ。どんな仕事であろうと、僕は全力を尽くす。こちらは雇う側ではなく、雇われる側なんだし」

2001年から4年連続2桁サックを挙げたものの一昨年は8サック、昨年は6サックに終わった。ラン守備はもともと弱く、狙われやすい。そこで第14週の49ers戦の途中からベースディフェンスではジェンキンズを右DEに入れ、パスシチュエーションではバジャ=ビアミラが入ってジェンキンズはインサイドからラッシュするように変更。その配置換えが終盤の4連勝につながっと言っていい。ブレークした2001年シーズンと同じパスラッシュスペシャリストの位置に、バジャ=ビアミラは再び戻ったことになる。

「またルーキーに戻った気分だ。スペシャルチームのミーティングにも出席してる。長いことスペシャルチームはやっていなかったけど、それが新しい仕事になる。楽しみにしているんだ。自分にとっては活躍を見せるチャンスだし、チームの勝利のために大きな貢献ができる。ただ、フットボール選手である以上、スターターにはなりたいよ。僕はただのパスラッシュ・スペシャリストじゃない。でも自分の得意な仕事なんだから受け入れるし、もっと向上しようと努力を続けてる。『コイツを1stダウンや2ndダウンでも使わなきゃ損だ』 と思ってもらえるように」

「誰からも期待されていない、また出発地点に戻ったわけだ。ラン守備ができない、スターターじゃない、出番が少ないのに給料をもらいすぎ・・・いろいろと言いたいことを言われてる。いい給料をもらっているのは実績を残してきたからだ。でも今は期待されていない。それだけに、いいプレーをすれば人々を驚かすことができる。今後はそれが楽しみだよ。僕にとってもチームにとっても、素晴らしい年になると思う」

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