グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2007年6月30日

NFLヨーロッパが終了

NFLヨーロッパの運営を終了することをNFLスポークスマンが発表した。1991年にワールドリーグ(北米チームを含んでいた)としてスタートしたNFLの育成リーグは、2年間の中断を経て1995年に再開され、合わせて16年にわたって運営されてきた。かつてはQBカート・ワーナーやQBジェイク・デロームを輩出したNFLヨーロッパだが収益の方は振るわず、毎年の赤字は$30ミリオンに上ったと言われている。

ドイツ向け公式ウェブサイトでNFLコミッショナーのロジャー・グッデルは、ファンの支持に感謝の言葉を述べたあと、「今後われわれはレギュラーシーズンゲームを国外で行うことに重点を置き、NFLを世界でよりポピュラーなものにするための新しい戦略を用いていきたい」と説明している。

パッカーズはこれまで積極的にNFLヨーロッパを活用してきたチーム。OGマルコ・リヴェラ(一昨年DALに移籍)はNFLヨーロッパ派遣からのちにプロボウラーにまで成長した。昨季パッカーズのロースター入りした選手の中では、先発DEカレン・ジェンキンズを筆頭に、WRルヴェル・マーティン、FBブランドン・マイリー、TEトリー・ハンフリー、Sアタリ・ビグビーがNFLヨーロッパでプレーした経験を持っている。

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