グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年5月 6日
1巡指名のDTジャスティン・ハレルがようやく入団記者会見を行った。例年パッカーズの1巡指名選手は指名翌日にはランボーフィールドを訪れるのが恒例となっているが、今回のハレルは以前から母が計画していたパーティに出席するため、木曜になって初めてグリーンベイ入りすることになった。
- 1巡16位で指名されたときにパッカーズファンからブーイングが起きたことについて。「ブーイングされるのは初めてじゃないしね。テレビ画面で見えたし音も聞こえたよ。でも自分にコントロールできることじゃない。なぜブーイングになったか(有力オフェンス選手を期待)は理解してる。彼らのパッカーズへの忠誠心の強さが表れただけだし、彼らなりに、チームに誰が必要だと思うか示したのだろう」
- かつてイーグルスがQBマクナブを指名したときに大ブーイングが起きたことは、NFLの語り草となっている。ブーイングが今後のモーティベーションの源になるのでは、と聞かれたDTハレルは、「そのとおりだね。でもあまり気にはしていない。僕はただ、パッカーズが間違った決断をしたのではないと証明したいだけだ」
- DTハレルは練習熱心さやチームへの忠誠心など、メンタル面での評価も高い。「今日ここに来たとき、レジー・マッケンジー(プロ人事部長でテネシー大の同窓)が僕を脇に呼んで、『ここに来たからといって、自分の何かを変えようなどと思ってほしくない。君がテネシーにいたときと同じ人間でいてくれれば、全てうまく行く』 と言ってくれた。僕もそうしたいと思っている」
- 「できる限りの努力をして、『スターターとなる準備OK』とコーチたちに認めさせたい。レギュラーシーズンが来たら、僕はスターターとなっているつもりだ」
- 「これまでのケガについては、(ケガの多い体質であったり体調管理の問題なのではなく)アンラッキーだったのだと考えている。2003年に足首を骨折したのは、タックリング・ダミーにタックルしたときだった。タックルしようと片腕を伸ばしたときに上腕二頭筋を断裂してしまうなんて予想もできないし。不運であって、説明のしようがない」
- 上腕二頭筋の断裂で昨季の多くを棒に振ったが、今はリハビリも終わりに近づいていて、今後の課題は元通りの筋力を取り戻すことだ。「100%回復できる、いや以前より強くなれる、とドクターたちは予想している。あのような形で大学のキャリアが終わったことに落ち込んだけど、すぐに気を取り直して将来に集中した。ウジウジしてるヒマはなく、ドラフトまでの全プロセスに備えなければならなかったが、うまくできた。今はリハビリの最終段階にいる。全てが非常に順調にいっているよ」