グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2007年4月 7日

LBニック・バーネットとの交渉が進行中

来年春に契約が切れるLBニック・バーネットは早めの契約延長を望んでいるが、オフシーズン・ワークアウトには初日から参加している。問題児的な行動をとることは、再契約するにせよ来春FAとなるにせよ、自分の損になるだけだとわかっているからだ。「契約はまとまってほしいが、今どうしてもというわけじゃない。1年待ってFA市場に出ることもさほど嫌じゃない。そうすることの利点と今契約を結ぶことの利点の比較の問題だね」

「話し合いは続いている」と代理人も認めているが、問題は金額だ。最近のサラリー高騰に大きく影響されることは避けようがない。契約の"guarantee"分(主として契約ボーナス)だけで比較すると、LBアデイラス・トーマス(BAL→NE)が$20ミリオン、LBジョーイ・ポーター(PIT→MIA)が$13ミリオン、LBロンドン・フレッチャー(BUF→WAS)が$10.5ミリオン。LBバーネットはまだ25歳と若いこともあり、$10ミリオンから$20ミリオンのレンジでの攻防となりそうだ。

「このところ前向きな進展があったと思う。本当に喜ぶのは合意に近づいてからだが、進展があったことは嬉しい。僕がチーム側に無理強いしているわけではないし、こちらも無理強いされているわけじゃない。よい進展があった、自分は契約をまとめたい、ということだけだ」とバーネット。

昨年のパッカーズディフェンスの先発11人全員が今年もチームに残留した。(個人ワークアウトを好む)CBハリスとCBウッドソン以外全員が今春のオフシーズン・プログラムに出席していることを、チームリーダー格のバーネットは喜んでいる。「仲間が次々とやって来ては、『まだチーム側は(デカい契約を)くれないのか』 とけしかけるので、僕は言ってやるんだ。『そんなこと心配するな。オレたちが気にすべきなのは、No.1ディフェンスになることだけだ。そうすれば契約などむこうからやってくる』 ってね」

カテゴリ : Contract/Personnel, Player