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FA Notebook: DTダーウィン・ウォーカーに興味?
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年3月27日
- イーグルスがDTダーウィン・ウォーカーをトレードに出そうとしていると噂されているが、パッカーズは興味を示しているチームの1つらしい。もうじき30歳のウォーカーは、昨季6サックを挙げたようにパスラッシュ能力に優れDEもプレーするが、ポイントオブアタックで弱くラン守備ではむしろ足を引っ張るタイプ。サイズも成績もDE/DTカレン・ジェンキンズとよく似ている。ジェンキンズはDEをメインに使っていくのでインサイドからのパスラッシャーを補強したいという意図か、それとも先発DTコーリー・ウィリアムズ(昨季7サック)と長期契約することに懸念を持っているのか。
- ランディ・モスのトレードの噂を除き、今オフのパッカーズがWR獲得に消極的なのは、プロ2年目を迎えるWRグレッグ・ジェニングスの将来性を非常に高く評価しているせいらしい。情報筋によると、「ドリュー・ベネットもドンテ・ストールワースもケヴィン・カーティスも、トンプソンGMは(ジェニングスに次ぐ)3番手WRとしか見ていない。手を出さないのは、そういう選手に$30ミリオンなど払う気がないからだ」とのこと。今オフにFAとなっているのは(WRに限らないが)エース級でない選手ばかりで、ジェニングスから成長の機会を奪うからにはモスのようなインパクトがなければ、という考え方なのか。
- NFL経験3年未満で契約が切れた選手は、"Exclusive-rights Free Agents"(EFA)となる。チーム側から最低額のオファーをされてさえいれば他チームと交渉する権利はなく、おとなしくサインしてプレーするしか事実上選択肢はない。ドラフト指名選手は3年契約以上を結ぶので、EFAとなるのはドラフト外入団か、ドラフトされてから一度解雇された選手ばかりだ。今年のパッカーズからはRBノア・ヘロン、WRカーライル・ホリデイ、TEトリー・ハンフリー、DTコリン・コールの4人がEFAとなっているが、このうちRBヘロンとTEハンフリーの2人がすでに契約にサインしている。