グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2007年3月17日

「トレード合意近し」報道を強く否定

「WRランディ・モスのトレード合意近し」とのBoston Herald紙の記事を受け、木曜のグリーンベイは朝から大騒ぎとなった。まず午前中にボブ・ハーラン会長が、「そのような話は聞いていない。それほど合意に近づいているなら必ず報告があるから」とコメント。ドラフト候補選手の視察旅行中だったテッド・トンプソンGMも午後になって、「大胆な推測にすぎない」との声明を発表した。またウィスコンシンの複数の地元紙も、チーム関係者(匿名)の「全くのたわごと」とのコメントを掲載している。

「合意が近い」という記事は否定されたものの、パッカーズとレイダーズがモスのトレードに向けて話し合いを続けていることは、チーム関係者からの情報ではっきり確認されている。レイダーズは2005年ドラフト前にはQBアレックス・スミス(SF)よりもアーロン・ロジャースを高く評価していたようだが、現在ではそれほど興味を持っていないとの噂もある。

一般論としては、買い手のパッカーズはじっくり待つほど値段が下がることが期待できる。他チームのWR補強が進めば競合相手が減り、また今年のドラフトではWRが豊作らしい(アテにはならないが)という事情もある。レイダーズ側から見れば、どうせなら来年より今年のドラフト指名権がほしいのは当然のことで、ドラフト直前または当日がひとつのヤマになるだろう。情報筋によれば、トンプソンGMはレイダーズが要求を下げざるをえなくなるまで待つ方に傾いている、とJournal Sentinel紙は報じている。

カテゴリ : Contract/Personnel