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FA Notebook: WR/RB/TEのまとめ
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年3月 5日
パッカーズにまだ動きがないので、補強に関係のありそうなWR/RB/TE市場の概況を紹介する。なお、金額についてはほとんどが第一報の記事のもので、不正確なものが多いのでご注意のこと。代理人が自分の手柄を強調するために、契約の派手な部分だけを吹聴することが多いためだ。
- WRドリュー・ベネット(TEN)はラムズと総額$30ミリオンの6年契約。身長6フィート5(196cm)の大型レシーバーで、今年のFAの中では最有力WRのひとり。
- WRドンテ・ストールワース(PHI)はこれまでのところチーム訪問のニュースがない。全く声がかからないはずはないので、本人の希望に近い額(まだ感触を探る段階だが)の話が来ていないからだろうと見られている。
- 49ersを解雇されたWRアントニオ・ブライアントもここまで動きなし。昨年11月の飲酒運転逮捕で4試合の出場停止処分を受け、そのうち2試合分をシーズン末に消化したところ。どこへ移るにせよ、開幕から2試合は出場できない。
- WRケヴィン・カーティス(STL)はライオンズ訪問を予定。マイク・マーツOCとは旧知の仲。
- WRデニス・ノースカット(CLE)がジャガーズと契約ボーナス$4.5ミリオンの高額契約。毎年トップ5に入る優れたパントリターナーなので、そちらでの期待が大きいようだ。
- 制限つきフリーエージェントのWRウェス・ウェルカー(MIA)がペイトリオッツからのオファーシートにサイン。新設の2巡Qualifying Offer をされているので、ドルフィンズがマッチせず移籍を許す場合は、2巡指名権を受け取ることになる。こちらもノースカット同様、リターナー実績が加味されているはず。
- WRアシュリー・レリー(BAL)は49ersと$4.3ミリオンの2年契約。
- パッカーズのRBアーマン・グリーンはブロンコス訪問のあと、テキサンズとレイダーズを予定。
- 予想どおりRBトラヴィス・ヘンリーがタイタンズから解雇された。今年のRBの中では1番人気になりそうで、上記グリーンを含めたRBたちにとって脅威になるかもしれない。今後ブロンコス訪問を予定しており、グリーンよりも彼の方がブロンコスの本命と見られている。パッカーズもヘンリーの代理人と話はしているがまだ予備的なもので、グリーンとの再契約を優先している模様。
- RBサミー・モリス(MIA)がペイトリオッツと総額$7ミリオンの4年契約。
- RBマーセル・シップはカーディナルスと再契約。3年で金額は不明。
- South Florida Sun-Sentinel紙によると、TEランディ・マクマイケルをドルフィンズがトレードに出そうとしているらしい。この記事によれば、ドルフィンズが希望する条件はドラフト3巡とのこと。
- TEダニエル・グレアム(NE)にはブロンコス、レイダーズ、シーホークス、ヴァイキングスあたりが興味を示している模様。
- 上記のTEダニエル・グレアムを失うペイトリオッツは、TEカイル・ブレイディ(JAC)と総額$5.3ミリオンの2年契約を結んだ。どちらも同タイプのブロッキングTEだが、35歳という年齢を考えるとかなりの厚遇。