過去の記事 |
2007年 >
01月 >
Ex-Packers Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年1月30日
昨年パッカーズから移籍した選手たちの現況報告。
- ビルズにFA移籍したQBクレイグ・ノールは最後まで3番手QBのままで、出番なし。
- ドラフト当日のトレードでブロンコスに移ったWRジャヴォン・ウォーカーは、パスキャッチ69回1084yds、8TDの活躍。QB交代のせいか終盤はやや数字を落としてプロボウルを逃したが、エースにふさわしい働きを見せた。最終戦の夜、CBダレント・ウィリアムズが射殺された事件の際に同じ車内にいたことでも話題となった。
- 9月半ばにテキサンズにトレードされたRBサムコン・ガドーは、ラッシング54回214yds(平均4.0)、1TDの成績だった。ロン・デイン、ワリ・ランディとの3つどもえの争いに敗れ、12月の5試合には出場さえさせてもらえなかった。トレード相手のRBモレンシーは91回421yds(平均4.6)、2TDを挙げており、いまのところパッカーズ側が得をした形になっている。
- 開幕前に解雇されスティーラーズに移ったRBナジェ・ダヴェンポートは、2番手RBとしてラッシング60回221yds(平均3.7)、1TD。 しかし後半はRBヘインズのケガで3rdダウンバックの仕事が増え、パスキャッチ15回193ydsとキャリア最高の成績を残した。キックオフリターナーも務めたが、平均21.3ydsは今ひとつの数字。
- ラムズにFA移籍したRBトニー・フィッシャーは3番手RB/3rdダウンバックとしてパスキャッチ14回159yds。キックオフリターナーを務めることもあったが、第9週にヒザの前十字靭帯(ACL)を断裂してしまい、インジャリーリザーブでシーズンを終えた。1年契約だったためまたフリーエージェントとなるが、来季に間に合うかどうか。
- 開幕戦終了後に解雇されたFBヴォンテ・リーチは、セインツで1週だけ過ごしたあと第6週からテキサンズへ。ブロッキングFBとして11試合に出場、4試合に先発し、パスキャッチ6回61yds、1TDを挙げた。
- ベンガルズにFA移籍したWRアントニオ・チャットマンはキャンプで鼠蹊部を痛めて出遅れ。いったん復帰してリターナー兼任で3試合に出場したが鼠蹊部を再び痛めてしまい、10月末にインジャリー・リザーブに入ってシーズンを終えた。パスキャッチ3回22yds。
- 開幕ロースターに残れなかったWRロッド・ガードナーは、チーフスと契約して14試合に出場したが、わずかパスキャッチ2回17yds。スペシャルチームばかりだったのかもしれない。2年契約だったが、これでは来季の開幕ロースターに残れるかどうか。
- 昨年春パッカーズにFA入団したWRマーク・ボーリクターは若手との争いに敗れ、8月下旬にパッカーズから解雇された。その後コルツと契約したが開幕ロースターに残れず、結局フリーのままシーズンを終えた。
- テキサンズにFA移籍したCマイク・フラナガンは、足のケガで2試合欠場した後10月半ばに復帰したが、わき腹を負傷して11月末にインジャリーリザーブ入りしてシーズンを終えた。先発は9試合。
- 2番手センターだったCクリス・ホワイトは、RB補強のあおりで10月末にパッカーズから解雇され、フリーのままシーズンを終えている。
- 2005年には7巡ルーキーながら14試合に先発出場したOGウィリアム・ウィティカーだが、2年目の今季は開幕ロースターに残れなかった。ハムストリングのケガから回復した9月半ばにドルフィンズと契約したが、10月上旬にまた解雇。シーズン終了後にレッドスキンズと契約している。
- FAとなったDTグレイディ・ジャクソンはなかなか行き先が決まらなかったが、8月末にファルコンズと契約。相変わらずヒザはだましだましだが、けっきょく今年も全試合先発出場を果たしている。34歳ながら33タックルを挙げ、ファルコンズのラン守備9位に貢献する良い働きをしていたようだ。
- 開幕前に解雇されたDE/DTケニー・ピーターソンは10月半ばにブロンコスと契約。足首のケガは治っていたはずだが、出場はわずか2試合で、それ以外はアクティブ登録されなかった。
- 昨年春にパッカーズから解雇されてレイダーズに移ったDTドネル・ワシントンは開幕ロースターに残れず解雇され、フリーのままシーズンを終えている。
- 昨年春に解雇されてパンサーズに移ったLBナイル・ディッグスはキャンプでヒザを負傷し、開幕スターターにはなれず。しかしLBダン・モーガンの戦線離脱でLBクリス・ドラフトがミドルに回ったため空いたウィークサイドのスターターとなり、11試合に先発出場した。61タックル、INTもファンブルフォースもゼロ。
- ライオンズにFA移籍したLBパリス・レノンはミドルLBとして全試合に先発出場し、71タックル。
- 1年だけパッカーズに在籍して解雇されたLBロバート・トーマスは、レイダーズで控えLBとして全試合に出場。
- Sマーク・ローマンはキャンプ直前にパッカーズから解雇され49ersへ。開幕当初は控えだったがSトニー・パリッシュからスターターの座を奪い、第6週からは全試合に先発出場した。58タックル、1INT、1サック、1ファンブルフォース、1ファンブルリカバー。
- 元1巡指名のCBアマド・キャロルは10月4日に解雇されてジャガーズに移ったが、一度もアクティブ登録されないままシーズンを終えた。パッカーズは彼がいなくなっただけで反則が大幅に減る結果となっている。
- 2005年の5巡指名のCBマイク・ホーキンズは開幕直前にパッカーズから解雇され、10月24日にブラウンズと契約。控えCB兼スペシャルチーマーとして7試合に出場したあと12月27日に解雇され、ヴァイキングスに移っている。
- 開幕直前に解雇されたCBジェイソン・ホートンはフリーのまま。
- ヴァイキングスにFA移籍したKライアン・ロングウェルは、フィールドゴール25回中21回成功、成功率84%はNFL14位。
- Kレイナーに敗れて解雇されたKビリー・カンディフは、キックオフ兼ロングFG専門として11月末にセインツと契約。レギュラーシーズンとプレーオフで1回ずつFGを蹴る機会があったが、どちらも失敗している。
- 2004年3巡指名のパンター、B.J.サンダーはキャンプ後半に解雇され、フリーのままシーズン終了。