グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2007年1月19日

パッカーズから3人がオール・ルーキー・チームに

ポジションごとに優れたルーキーを選ぶオール・ルーキー・チームに、パッカーズから3人の選手が選ばれた(全員のリストはこちら)。LB A.J.ホーク(1巡)、LGダリン・カレッジ(2巡a)、WRグレッグ・ジェニングス(2巡b)の3人で、ドラフト指名上位3人が順調に1年目から結果を残したことになる。

LBホークは16試合全てに先発出場し、チーム最多の155タックル、3.5サック、2INT、2ファンブルリカバーを挙げた。LGカレッジはキャンプ中盤で先発の座を失ったものの第2週からスターターに復帰し、15試合連続先発出場。代役で左タックルを務めたとき以外はサックを許さなかった。WRジェニングスは逆に中盤から足首の捻挫で苦しんだものの11試合に先発し、パスキャッチ45回632yds、3TDを記録している。

3人がオール・ルーキー・チームに選ばれたパッカーズは、セインツと並んでNFL最多。チームから複数が選ばれたのは、1993年にLBウェイン・シモンズとSジョージ・ティーグ(どちらも1巡指名)が選ばれて以来とのこと。昨年はSニック・コリンズ1人だけだった。

今季のパッカーズはNFL最多の12人をドラフト指名し、最も平均年齢が若いチームだった。Dallas Morning News紙の調べによると、ドラフト入団選手が先発した延べ試合数でもパッカーズの66試合がNFL最多。2位はテキサンズの62試合で、以下ビルズ(58)、レイダーズ(51)、ジェッツ(47)と続いている。8試合以上先発したドラフト入団選手の数でも、5人のパッカーズがNFL最多。(LGカレッジ、RGスピッツ、RT/RGモール、WRジェニングス、LBホーク)

「この受賞は彼ら選手たちだけでなく、コーチングスタッフへの賛辞でもある。彼らは進んでルーキーを先発に起用し、選手もよく結果を出した。それ以外のルーキーたちもまずまずよくやったと思う」とテッド・トンプソンGMは語っている。「本当は、たくさんのルーキーを獲って何年か鍛え、それから実戦で使いたいものだ。しかし今のNFLではそうも言っていられない」

2006年のドラフトがチームの流れを変えるものだったか、と聞かれたトンプソンGMは、「そう願ってはいるが、そこまで言うのはまだ早い。3年経ってから振り返れば、そういった類のことも言えるかもしれないが。長きにわたって中核となってくれる選手がこの中にたくさんいるだろう、と我々が予想しているのは確かだ。今後どこまで行けるかは、コーチと選手自身にかかっている」

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