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Notebook: FBヘンダーソンはこれが最後か
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年1月 3日
- 1995年の3巡指名入団以来11年間パッカーズでプレーしてきたFBウィリアム・ヘンダーソンだが、シーズン第4週からはFBブランドン・マイリーに先発の座を明け渡し、ついに引退という見方が強まっている。「今は息子(4歳)をかまってやり、娘(0歳か1歳)をかまってやり、そして妻をかまってやるときだ」と彼は語り、しばらくは今後の進路よりもオフシーズンを楽しみたいとしている。引退の場合は解説者となるのが以前からの彼の希望だ。1999年からは地元グリーンベイでTV番組を持ち、NFLヨーロッパの解説も何試合か経験し、昨年4月のドラフト当日にはESPNのアナリストも務めた。(写真はロッカールームでDEキャンプマンとハグして別れるところ)
- 地区内5勝1敗で終えられたことについてFBヘンダーソン。「ミネソタに2つとも勝ったしシカゴにも1つ勝てたし、みんな胸を張っていいと思う。地区内成績なら首位タイなんだから、決して悪いシーズンじゃなかった。残念ながらもう1歩先には進めず、若手たちにポストシーズンを経験させてやることはできなかったけれど」
- 昨年春にFA移籍して期待通りの活躍を見せたDTライアン・ピケット。「フットボールを始めて以来最も楽しいシーズンだった。チームメイトやコーチにも恵まれた。キャリアをリスタートできたような気分がしている。すごくいい1年だった。来年はもっとよくなるだろう」
- LBベン・テイラーは開幕戦直前にLBブレイディ・ポピンガに先発の座を奪われ、最後まで取り返すことができなかった。「プレイング・タイムについては、思い描いていたようには行かなかった。でも降格が決定してからも、僕は自分にできることはどんなことでもやった。ブレイディに必要なことは何でも手助けした」とテイラーは振り返っている。FAとして1年契約だったため、先発できそうなチームに移る可能性は十分ある。「あらゆる選択肢をオープンにして残しておきたい。でもパッカーズと再契約はぜひしたいよ。あらゆる選択肢を検討し、全てはそれからだ」
- 月曜のマッカーシーHCは、選手たちとの今季最後の個別面談を精力的にこなしていた。今後はジャゴジンスキーに代わる後任オフェンシブ・コーディネーター探しが重要な仕事になる。
- ボストン・カレッジのヘッドコーチに就任するジェフ・ジャゴジンスキーOCは、シーズン総括の仕事を済ませてから水曜に東海岸に経つ予定とのこと。自分の後任についてマッカーシーHCに意見は述べたが、その内容についてはノーコメント。
- 1ヶ月前にはボブ・サンダースDCとカート・ショッテンハイマーDBコーチの解任は決定的と見られていたが、3試合連続1ケタ失点という好成績で、留任の可能性が強まっている。ショッテンハイマーは、「私は自分の職の安定について心配したことは生涯一度たりともない。記者の方たちも仕事だということはわかるが、私の仕事上の能力について判定できる資格があるとは思えないからね。意見を述べる資格はあるが、私は屁とも思わないし、信頼が置けるとも思わない」
- ベアーズ戦でフェイクパントから37ydsのゲインを許したプレーについて、「欲張りすぎた」とマイク・ストックSTコーチは責任を認めている。直前のパントをもう少しでブロックできるところだったため、もう1回とブロックを狙った布陣にしてしまったらしい。
- 試合後のロッカールームでのブレット・ファーヴについて、QBアーロン・ロジャース。「ブレットはエモーショナルな人だけど、ロッカールームでは涙やなんかはなかった。みんなで大笑いして、いつもの試合後と同じように、賑やかにお互いにあれこれ自慢話とかしていたよ。楽しい時間だった。みんなの至福の時だった」
- カーディナルスではデニス・グリーンHCが解任されたが、元パッカーズHCのマイク・シャーマン(現テキサンズのアシスタントHC)はその後任候補の1人で、今週木曜には現地を訪れて面談することになっている。現在明らかになっている候補は彼を含めて6人で、ベアーズのロン・リヴェラDCも含まれている。