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Notebook: WRボディフォードが骨折
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年11月15日
- プレーオフの可能性について聞かれたマッカーシーHCは、「もちろん」と即答。 「次はビッグゲーム、ものすごく大きなゲームだ。しかもホーム。勝てば5勝5敗となって、プレーオフ争いに顔を出すことができる。だから、そう、チャンスは十分あると思う」
- 前日のサイドライン・レポートでファーヴの引退問題に再び火がついてしまったため、マッカーシーHCは鎮静化に務めている。「私がその扉を開けてしまったのなら、自分で閉じる必要がある。私が意図したのはそういうことではないのだ。言いたいのは、彼はまだまだやれる力がある、ということだ。やる気さえあれば、あと何年かはやれる。しかしこれはオフシーズンになってからの話題だ。彼自身も今このことで煩わせられるのは嫌だろうし、チームとしても不要のことだ。その話題に入る必要はない」
- 引き続きファーヴについて、マッカーシーHC。「彼はリーグのトップ・クォーターバックだ。それは疑いようがない。プレー選択、パスやランのチェック、(プレーコール)大失敗の可能性を未然に防ぐことなど、個人スタッツに表れない貢献が大変多い。パスも非常に正確で、判断もしっかりしている。以前も言ったことだが、もしプレーオフに行けるなら、私はどのQBよりも彼を選ぶだろう」
- 鼠蹊部を痛めたRTマーク・タウシャーは、詳しい検査の結果、次の出場は "Doubtful" とのこと。試合直後に本人は楽観的なコメントをしていたが、やはり軽いケガではなかった。代役としてトニー・モールが先発出場の予定。開幕当初はT/Gジュニアス・コストンが控え右タックルだったはずだが、最近はアクティブ登録されることもなく、控えOLの中での順位も下がっているようだ。
- 最初のキックオフリターンで負傷したWRショーン・ボディフォードはすねにヒビが入ったようで、当分は出場できないことになった。すでにシーズン後半になっていることや、回復を待ってやるほど重要な選手でないこともあり、インジャリー・リザーブに入れて新たな選手を補強する可能性も十分ある。プラクティス・スクワッドにいるWRカールトン・ブリュースターは大学時代にリターナー経験が豊富なので、有力候補かもしれない。
- 主にスペシャルチームで出場のCBウィル・ブラックモンは、わき腹を痛めて "Doubtful" とのこと。ボディフォードがいなくなれば正リターナーの有力候補だっただけに残念なところだろう。
- カーディナルス戦で負傷して2試合休んでいるRBヴァーナンド・モレンシー(腰)とFBブランドン・マイリー(ヒジ)については、復帰可能かどうか今週試運転するとのこと。
- ヴァイキングス戦で最初の40ydsTDパスを許したのは、DB陣の間のミスコミュニケーションではなく、カバー2で深いゾーンを守るべきなのに前に出てきたSニック・コリンズの大ポカらしい。期待されたプロ2年目のSコリンズだったが、彼の伸び悩みは今季パッカーズ最大のガッカリかもしれない。身体能力は申し分ないが嗅覚や頭脳の面でかなり頼りなく、また普段インタビューする記者からは「自分の責任をなかなか認めないのは、精神的な未熟さの表れでは」と指摘する声もある。
- ダン・マリーノの通算420TDのNFL記録にあと11個と迫ったQBブレット・ファーヴは、「その記録を全く気にしていないのは僕だけかもしれない。もし更新できたらすごいけど、それでも勝利の方がずっといい」と語っている。いっぽうファーヴのアウェーゲームでの通算TDパス数は198個となり、ダン・マリーノの197個を追い抜いてNFL史上1位に。
- ふつう月曜はフィルム分析やミーティングが行われるが今回は休日となり、火曜(シーズン中はふつう休日)と合わせて2連休となった。マッカーシーHCによると、これは勝利のご褒美の "Victory Monday" で、シーズン終盤に向けて心身をフレッシュに保つ目的も兼ねている。もちろんコーチ陣は休むことなくペイトリオッツ戦への準備をスタートさせている。