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Notebook: LBバーネットはナイトクラブ売却へ
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年10月13日
- WRロバート・ファーガソンはイーグルス戦で負った右足の捻挫の程度がひどく、4週から6週の欠場が必要とドクターは診断している。負傷から10日ほどたった今も松葉杖でゆっくりとしか歩けない彼は、「バイウィークから戻ったころにどうなっているかだね。何とかその後には復帰できたらいいと思ってる。骨折はしていないわけだし」と語っている。インジャリーリザーブに入る可能性については、フロントから何も聞いていないとのこと。
- ファーガソンの負傷によりWR陣は4人しかいなくなってしまった。プラクティス・スクワッドからの昇格やFA獲得の可能性は十分あり、またもしロビンソンが出場停止決定となれば何らかの補強は必須となる。
- DTカレン・ジェンキンズは左足首の骨挫傷(bone bruise)のため、次のドルフィンズ戦は欠場となりそうだ。普通の打撲(bruise)と違い、骨挫傷は1ヶ月以上かかることも珍しくない。
- LBアブドゥル・ホッジはヒザの捻挫でラムズ戦を欠場したが、比較的軽い程度のもので、長期欠場の心配はなさそうだ。ただしドルフィンズ戦に出られるかは微妙。
- ハムストリングを痛めてラムズ戦を欠場したLBベン・テイラーは、ドルフィンズ戦での復帰に向けて順調に回復しているとのこと。
- Pジョン・ライアンは、がんと闘う父を見舞うためカナダに一時帰国中。しかしスペシャルチーム練習ではJUGSマシンを使わず、QBイングル・マーティンがパントを蹴っている。彼はフロリダ大でもファーマン大でも正パンターを務め、昨季は33回平均43.2ydsの実績を残している。「混ぜてもらえるのはいい気分だったよ。ひどいパントが4つか5つあったけど、それ以外はすごくよかった。マシンに代役が務まるとはいっても、本物のパントはやはり違うからね。どこに行くかわらかないし。まあそれを僕が実演したわけだ」
- 第3QBが試合に出るには制限があるため、試合でPライアンがケガした場合の代役はKデイヴ・レイナーが務めることになる。「マーティンが蹴る機会があってよかったよ。この6ヶ月というもの、ヤツは自分のパント力を自慢してたからね。オールアメリカンだったっけ? 今日はいいパントもあったけど、シャンクもかなり多かったな」とKレイナーは笑う。「僕は大学を通して控えパンターで、高校時代はオール・ステートにも選ばれた。ジョンのような60ydsは無理でも、45ydsならちゃんと飛ばしてみせる、とコーチには言ってあるんだ」
- LBニック・バーネットが、所有するナイトクラブ "FiveSix" を売却の方向であることが明らかになった。「売却に向けて手応えを探っているところだ。問い合わせは何件もあるし、どんな値がつくか様子を見ている」と本人。同ナイトクラブについては今年6月、周辺住民からの多数の苦情を受けた市側が酒類販売免許の更新をいったんは拒否したものの、人種問題を含めた内外の批判を考慮した市長が介入してようやく免許更新が許可される、というゴタゴタがあった。今回のバーネットが単に経営上の問題から判断したのか、トラブルに嫌気がさして手放す気になったのかは不明。
- 開幕前に解雇されて以来フリーだったDE/DTケニー・ピーターソンがブロンコスと契約した。ブロンコスはDEコートニー・ブラウンがヒザのケガでインジャリーリザーブ入りするため、DLの層を補強するのが目的。ピーターソンは今夏のパッカーズのキャンプ中盤に足首を痛めてプレシーズンにほとんど出場できずロースター入りを逃したが、そのケガが治ったこともありそうだ。
- 先日のラムズ戦では、ファーヴの母校サザンミシシッピ大から"Pride of Mississippi" マーチングバンド(ダンスチーム含む)がランボーフィールドを訪れて演奏を行った。当日午前3時、パッカーズ側の用意したチャーター機に乗り込んだ総勢245名は、午前6時にグリーンベイ到着。ブレット・ファーヴ・ステーキハウスで食事をとり、ディアナ・ファーヴ夫人の歓待を受けた。そしてランボーフィールドで国家吹奏を含めてたっぷりと演奏を行うことができた。バンドのディレクター、レジナルド・ハウズは、「我々の想像をはるかに上回る歓迎を受けました。ブレット・ファーヴはグリーンベイのアイドルです。どこに行っても、『ブレット・ファーヴのバンドだぞ』というざわめきが聞こえましたよ」と喜びを語っている。