グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年9月15日
- 今日のトレードについてトンプソンGMは、「ヒューストンはパワーバック寄りの選手を求めていた。こちらはどちらかというと(RBグリーンと)チェンジオブペースできる選手が欲しかった」と説明している。「彼はクイックな動きができる。ハードに走る。(ゾーンブロッキング・スキームに必要な)ワン・カット・ガイと言われている。やたらとカットバックする方ではないし、パスキャッチもいいと思う」
- 通常のインタビューの途中でベネットRBコーチから連れ出されてトレードを聞かされたRBサムコン・ガドーはかなり動揺した様子で、かろうじてPress-Gazette紙との電話インタビューに応じ、「まだ話す用意が出来ていない。今はやらなきゃいけないことが山ほどある。何も話せないよ」と語った。チーム公式サイトには、「グリーンベイはこれからも常に僕にとって特別な場所であり続けるだろう。ここを去りたくはなかった。ここのコミュニティも球団も大好きだったから、できるだけ長く留まりたかった。しかしこれもビジネス上やむをえない決定だ」というコメントが掲載されている。
- 開幕戦で太腿を痛めたLGジェイソン・スピッツは水曜日の練習を欠席し、セインツ戦への出否は微妙なところだ。現時点では "Questionable" と表示されている。マッカーシーHCによると、金曜日の練習に出られなければ代役のLGダリン・カレッジで行くとのこと。「出場できると本人は期待を持っているが、今は様子見だ。かなりの打撲だからね」
- 2巡ルーキーのG/Tダリン・カレッジは、1ヶ月前に先発降格されて以来左タックルを練習することが多かったが、今週は久しぶりにガード専門に戻っている。このチャンスに活躍できれば、RGトニー・モールから再び先発の座を奪い返すことも不可能ではない。
- T/Gダリン・カレッジ。「(キャンプ前半の不振は)もう過去のことだ。あの頃とは全く違ったプレーヤーに僕はなっている。あの試合(降格の原因となったプレシーズン初戦)の翌日にはもう準備ができていたと思う。どこを直せばいいかわかっていたし、実際そうしてきた。セインツ戦ではそれを示すことができたらいいと願っている」 「あの時期の僕と最も違っているのは、より速くプレーすることだ。考えすぎて、なんとなく突っ立ってしまっていた。失敗を恐れていたんだ。でも、必要なのはフルスピードで走り回ってフットボールをすること、自分にできる限りのことをするだけだと気がついたよ」
- Press-Gazette紙によると、WRコーレン・ロビンソン獲得に際してトンプソンGMが意見を確認した選手とは、QBファーヴ、WRドライバー、FBヘンダーソンの3人。「僕たちの役目は、彼の居心地がいいようにすること、ロッカールームの環境をよくすること。基本的にはそれだけだ。彼も大人だ。自分の習慣(アルコール問題を指す)は自分でコントロールしなきゃならない。僕らにできることなどないよ」とドライバー。
- FBウィリアム・ヘンダーソンはインジャリーリスト上では"Questionable" のままだが、もう出場に問題ない、とマッカーシーHCも本人も認めている。FBヴォンテ・リーチを解雇したため、ヘンダーソンの控えはTEデヴィッド・マーティンが務める。
- 先週初めに練習に復帰したCBウィル・ブラックモンだが、まだ完全に治っていないことがX線検査で判明し、今週は再び練習を休んでいる。「まだ治っていない。いまは回復の途上で、治るまで待つしかない」と本人。
- セインツはパッカーズから解雇されたFBヴォンテ・リーチを獲得した。セインツはフルバックが2人ともケガでしばらく出場できない状態で、しかも今週末対戦するパッカーズの情報をリーチから手に入れることができるので一石二鳥と言える。こうなるのではないかと前日から懸念されていたとおりの事態となった。