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Day 27: LSは今年もロブ・デイヴィス
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年8月25日
- 7月末に契約したばかりのOTトッド・ウィリアムズを解雇。先日のプレシーズン第2戦でヒザを痛めていた。腱の断裂など重傷かと心配されたが、比較的軽いものだったとのこと。
- ガードからタックルに戻って2日目、2巡ルーキーのダリン・カレッジはやはりタックルに向いているところを見せた。1on1のパスブロッキングドリルでDEバジャ=ビアミラ相手に1勝1分け、DEデイヴ・トルフソンやDEモンテズ・マーフィといったルーキー相手には勝利を収めている。「悪くないね。もっと強いパンチを出さなければいけないが、この2日間の内容に不満は全くない」とフィルビンOLコーチ。2番手左タックルとして開幕を迎える可能性は?と聞かれると、「可能性は高い」
- いっぽう、クレムの戦線離脱以来左タックルの2番手を務めてきたOTジョシュ・バークは、ファルコンズ戦でふくらはぎを痛めて今週は休んでいる。「すでに20何回の練習をこなし、プレシーズンゲームも2試合出た。僕についてのだいたいの情報は、首脳陣は集め終えているはずだ。あとは僕を残すかどうか決めるだけだね」と本人は妙に腹をくくった様子。
- ベンガルズ戦で今季初出場のRBアーマン・グリーンは、第3Q途中まで出場する他の先発組とは違い、プレー回数は抑え目にする予定。「おそらく2、3シリーズだね。決して無理はさせない」とマッカーシーHC。グリーンが練習に復帰して半月、以前と変わらない鋭い動きは評判がよいが、ライブタックリング練習の回数は限られており、本番での出来が注目される。
- 2日間フルバックをやらされたRBサムコン・ガドーだが、その実験も終了。これ以上はやらせるつもりはなく、今後はタイトエンドたちをテストしたい、とジャゴジンスキーOC。
- WRルヴェル・マーティンはWRボーリクターを蹴落として開幕ロースターに一歩近づいたが、この日は落球2回といいところなし。いっぽうトレード移籍2日目のWRカールトン・ブリュースターは、CBキャロルにホールディングされながらロングパスを見事ワンハンドキャッチ。この日最高のプレーだった。
- キャンプ開始時は4番手CBだったCBマイク・ホーキンズだが、主にヒザの腱炎のため練習参加が途切れ途切れになってしまい、3番手兼ニッケルをキャロルと争うどころか、ジェイソン・ホートンに抜かれて5番手に下がってしまっている。彼はタフさに欠けるのではないか、とメディアに漏らすチームメイト(匿名)もいる。4巡ルーキーのCBブラックモンが足の骨折で出遅れたおかげで5番手を確保できているが、復帰してきたら解雇も十分ある。「大事なのは、今度のマンデーナイトで頑張らなきゃいけないということだ。『もし』 も 『でも』もない。この試合でしっかりプレーしなければ」とCBホーキンズ。
- 今年は久しぶりに、LSロブ・デイヴィス(37歳)以外にもロングスナップ専門の選手と契約してポジション争いが行われた。LSトーマス・ギャフォードはミスが少なくハイレベルな争いとなったが、けっきょくデイヴィスを倒すことはできず、近いうちに解雇となりそうだ。「ギャフォードには将来性があるよ。NFLには32球団ある。彼はよい選手だし、精神的にもしっかりしている。でもウチのチーム状況は理解してくれているだろう。ロブ・デイヴィスがウチのスターターだ」とマイク・ストックSTコーチは明言している。
- LSギャフォードとの争いについて、LSロブ・デイヴィス。「もし僕がロングスナッピングで完敗したなら、心配はするだろうけどね。そこまでは行かなかった。しかし、彼がよい選手になれるか、と聞かれればイエスだ。彼はこのリーグでロングスナッパーとしてやっていけると思う」 「僕はスナッピング以外でも、多くの点でチームを助けたいと思っている。ロッカールームのケミストリーに貢献する。特に今年のような変革期に必要なリーダーシップが自分にはあると思っている」
- Kデイヴ・レイナーは19yds、24yds、30ydsを決めたものの39ydsを外して3/4。
- 第1次ロースターカット期日は来週火曜日の午後3時(現地)。現在85人いる選手をまず10人カットして75人にしなければならない。今回パッカーズはマンデーナイトゲームのため、試合終了からわずか17時間で決定を下さなければならない。
- 6月11日に緊急の心臓手術を受けたジョン・ジョーンズ社長だが、8月8日からオフィスに復帰し、これで半月になる。ハーラン会長は、「彼は朝出勤して午後に帰る。ただ毎日ではない。病院で診察の日もあるしね。たぶん一番大きな問題は、まだとても疲れやすいということだ。だからできるだけ仕事をして、家に帰って休息を取るようにしている。本人の気分そのものはいいし、元気よくしているよ。以前からと同じように、ドクターたちは楽観している」
- 2シーズン半ほどパッカーズで活躍したDTグレイディ・ジャクソンは今春FAとなって以来フリーのままだったが、ようやくファルコンズと契約した。