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Day 26: ダリン・カレッジは左タックル兼用
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年8月24日
- 左ガードの1stチームから外された2巡ルーキーのダリン・カレッジが、今キャンプで初めて左タックルをプレー。入団直後から先発左ガード扱いだったカレッジだが、もともと大学では4年間先発左タックルを務めていた。先発から降ろされたうえに、エイドリアン・クレムのケガでタックルの層が非常に薄くなっているので、これは自然な流れと言えるだろう。「タックルとして左と右を行ったりきたりするのではなく、左サイド固定でタックルとガードを練習させるつもりだ」とマッカーシーHC。2001年ごろには、バリー・ストークス(現DET)が同じようにLT兼LGの控えを務めたことがある。
- カレッジと同様に、ジュニアス・コストンは右サイドでガードとタックルの控えができるようになってほしい、とマッカーシーHC。
- クリス・ホワイトは今年はずっと2番手センターだったが、この日はトゥーペ・ペコーにセンターを譲って左タックルの練習をしている。もともと彼は大学時代は左タックルだった。ダリン・カレッジと同じように、これも左タックルの層が薄くなったためだろう。
- キャンプを通じて、ブリッツのピックアップがOLおよびRB/FBの大きな課題となっている。この日の11on11練習でも、マッカーシーHCはその点に不満で同じプレーをやり直させることが何度もあった。2プレー連続でQBファーヴがサック(練習なのでタックルしないが)されたのは、どちらも新先発RGトニー・モールの責任で、ドリル終了後にサイドラインに呼ばれてマッカーシーHCからフットワークの指導を受けていた。
- RBサムコン・ガドーは2日続けてフルバックの練習。
- ドラフト外ルーキーのRBアーリス・ビーチが、次のベンガルズ戦ではキックオフリターナーを務めるとのこと。パントリターンはCBウッドソンがメインになる、とマイク・ストックSTコーチ。
- トレード入団のWRカールトン・ブリュースターは練習に間に合い、パントリターナーとしてもプレー。
- 解雇したWRボーリクターについて、レジー・マッケンジー・プロ人事部長。「キャッチングで苦戦したのは意外だった。先発陣をプッシュしてくれると期待していたからね。彼も一生懸命やってはくれたけど」
- ただ1人のキッカーとなっているデイヴ・レイナーは、室内練習場ながら8/8と今キャンプ最高のキックを見せた。34yds、39yds、42yds、46yds、48yds、25yds、49yds、53ydsを全て成功させ、最後の53ydsもクロスバーのかなり上を越えた。うち1回は高いスナップだったが、ホルダーのPジョン・ライアンがしっかりさばいている。
- 午前の練習はドッジボール大会に変更された。次はマンデーナイトゲームで試合間隔が空くこともあり、息抜きを兼ねての企画。ファーヴやドライバーなど8人のベテランがキャプテンとなってドラフトが行われ、1巡でQBロジャースを指名したファーヴのチームが見事トーナメントに優勝した。「去年は1回戦負けだったから嬉しいよ。ウチのチームは誰にも止められない勢いだった」とQBロジャース。決勝では彼がQBイングル・マーティンの剛速球を見事にキャッチしたのが勝因のひとつとなった。
- ドッジボール大会について、マッカーシーHC。「チーム作りのイベントだ。ケミストリーのためにね。みんなとても楽しんでいたし、それでいて非常にコンペティティブだった。こういうことも必ず必要なのだ」