グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年8月23日
- ファルコンズ戦での成功を受け、まだ確定ではないものの今後は先発OLをいじらず、左ガードはジェイソン・スピッツ、右ガードはトニー・モールに任せる方針をマッカーシーHCは明らかにした。
- ファルコンズ戦でうまく機能した先発OL5人でこのまま続けてケミストリーを醸成していきたい、というのが首脳陣の考え。「先日から話しているように、キャンプ終了まで待って先発5人を決めるのはよくないし、できるだけ固定したメンバーで経験を積ませることが大事だと考えている」とマッカーシーHC。ジャゴジンスキーOCも、「こうすれば、開幕のシカゴ戦まで同じ5人で3週間練習できる。今はその方向で進めている」
- LGスピッツもRGモールも「おまえが開幕スターター」と言い渡されたわけではなく、今後も先発組でプレーすると言われただけ。「先日の試合で自分の力をコーチに証明できたということだと思う。今後も先発にとどまっていい選手に成長していけることをね」とRGモールは嬉しそうだ。LGスピッツは「これからだって毎日いい仕事をしていかなきゃいけない。もし自分にそれができなければ、開幕戦は今の5人ではなくなるだろう」と語っている。
- 先週後半から復帰したRBサムコン・ガドーだが、この日は主にフルバックとして練習。FBヴォンテ・リーチよりもプレー回数が多かった。FBヘンダーソンが当分出られないため、一時しのぎのためのテスト起用のようだ。これまでフルバックなど一度もやったことがないというガドーは当惑気味で、「これが恒久的なものかはわからないけど、ウィル(ヘンダーソン)のケガでポジションが打撃を受けたのは確かだからね。今のRBの中では僕が一番向いていると思われたのだろう」と語っている。エドガー・ベネットRBコーチは、「彼にはFBに十分なサイズがあると思う。チームの勝利になんとかして貢献できるか、大事なのはそこだ」
- FBウィリアム・ヘンダーソンはヒザの関節鏡手術を受けた。「(遊離軟骨を取り除いて)きれいにしただけだ。人より早く復帰できる者がいるとすれば、それはウィリアムだろう。3週で復帰してくれればと私は希望を持っている。なんとか開幕戦にね」とマッカーシーHC。
- この日もWRグレッグ・ジェニングスはナイスキャッチをいくつも見せたが、対照的にWRマーク・ボーリクターは落球2回。完全にルヴェル・マーティンの後塵を拝しており、開幕ロースター入りがかなり厳しくなってきた。
- Sマーカンド・マニュエルは1stチームでのプレー回数が増えているが、まだふくらはぎは万全ではないようで、ドリルが終わるごとにストレッチする姿が見られる。
- ファルコンズ戦では自陣エンドゾーンでロングスナップを取りそこなったPジョン・ライアンだが、本人によるとキャッチミスはキャリアで初めてとのこと。ストックSTコーチは、「落としたあと、落ち着いて動いて42ydsを蹴ったアジャストメントは素晴らしいものだったよ。あのままボールの上に倒れこんでセーフティにしてもおかしくない。彼は非常にアスレチックで、それにタフなハートの持ち主だ」と認めている。
- チーム公式サイトの最新デプスチャートで、2試合先発したRBダヴェンポートがRBガドーより下の3番手に下げられているのは興味深い。
- 下記のPサンダーとともに、ドラフト外ルーキーのLBケヴィン・シメルマン(スタンフォード大)が解雇されている。
- DTケンドリック・アレン(脇腹)とDEデイヴ・トルフソン(肋骨)が練習に復帰している。
- CBキャロルとWRガードナーが激しい取っ組み合いのケンカ。チームメイトによって引き離されるときもキャロルは足を出して蹴ろうとしていた。こうしていったん終息したところで、再びガードナーがキャロルに詰め寄って行ったので、最後はマッカーシーHCが間に入って止めた。「その元気はけっこう。キックはよくない」とマッカーシーHC。