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Packers Family Night !
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年8月 7日
ファン感謝イベントも兼ねる今年の"Packers Family Night"は、過去最高だった昨年をさらに上回る62,701人の観客を集めた。地元オナイダ族の民族舞踊に始まり、メインイベントは実戦形式のスクリメージ練習。イベント終了後には盛大に花火が上がっている。写真はこちら。
- さいわい大きなケガ人は出なかった。Sコリンズはアウトオブバウンズに飛び出した際に止まりきれず、コンクリート面で転倒して背中を痛めたが、大事には至らなかったようだ。
- QBブレット・ファーヴもQBロジャースもシャープな出来で、マッカーシーHCは満足している様子。QBファーヴはドライバーへの48ydsパスなど、インターセプトなし。QBロジャースは11/23の92ydsになってしまったが、ロングゲインになるはずのパスをレシーバー陣がポロポロ落球しなければ、かなりよかったらしい。5巡ルーキーのQBマーティンは相変わらずコントロールが定まらず悪戦苦闘。
- グリーンとダヴェンポートを欠くRB陣のラッシングは30回94ydsとイマイチか。エース格のRBガドーは2ミニッツドリルで、LGダリン・カレッジの好ブロックに助けられて10ydsのTDランを挙げた。
- WRファーガソンが個人的な理由で欠席したため、2巡ルーキーのWRグレッグ・ジェニングスがWRドライバーとともに1stチームで先発。キャンプを通じて大好評のジェニングスはこの日も大きな活躍を見せた。2ミニッツドリルでは、CBフォンテノーのタイトなカバレッジを相手に、QBファーヴからのショートパスを27ydsゲインに。2ポイントコンバージョンでもQBファーヴからのパスをキャッチ。パントリターンでも40ydsのビッグリターンを見せた。
- この日最大のプレーは、QBブライアン・ローベルから4巡ルーキーのWRコーリー・ロジャースへの64ydsパス成功。しかしエンドゾーンに走りこむ前に、CBキャロルに追いつかれてタックルされた。WRドライバーは、「コーリーに言ったんだ。今度うしろから捕まったら僕がひっぱたく。またはWR陣として何か罰を考える」とジョーク。
- WRドライバーがTDパスキャッチを決めた際に、本人に続いてガードナーやジェニングスまでランボーリープをしたため、アンスポーツマンライクコンダクトを取られた。ランボーリープは反則ではないと認められているが、複数となるとグループ・セレブレーションとなり当然反則となる。
- DEバジャ=ビアミラは、クリフトンの代役として左タックルを務めるジュニアス・コストンやジョシュ・バークをまさに子ども扱い。(サック禁止なので実際はタックルしないが)QBに何度もプレッシャーをかけていた。
- DT陣はDTライアン・ピケットとDTコリン・コールが先発し、ずっとローテーションを続けた。
- ディフェンスで最も活躍したのは、3巡ルーキーのLBアブドゥル・ホッジ。2ndチームのミドルLBとして1stチームオフェンスと対戦して9タックルを挙げ、この日はむしろ先発WLBホークよりもよかったようだ。3rdダウン2でのRBガドーのランをしっかり止め、RBベン・ブラウンにも2ydsのロスタックル。ただしホースカラータックルの反則(15yds)も犯している。
- CBウッドソンを欠くDB陣のパス守備は、ロングゲインを何度も許す不満の残る出来だった。
- この日唯一のインターセプトはSマーヴィール・アンダーウッドが記録。2ミニッツドリルで、ディフェンス陣1ydsからQBロジャースのパスをインターセプトした。
- キッカーの争いはどちらも3/5と物足りない出来。29yds、34yds、39yds、49yds、54ydsから蹴って、カンディフは39ydsと54ydsを失敗。レイナーは39ydsと49ydsを失敗している。キックオフではカンディフがエンドゾーン1yds奥と2yds奥に蹴り込み、レイナーは1回目がタッチバック、しかし2回目は4yds地点までしか飛ばなかった。
- この日のパンターの争いはB.J.サンダーに軍配。ジョン・ライアンは44ydsと61ydsを蹴ったが、44ydsの方は16ydsリターンされ、61ydsの方はWRジェニングスに40ydsもリターンされている。いっぽうサンダーは40ydsと38ydsを蹴ってどちらもフェアキャッチ。リターンydsを差し引いた"net"で39ydsならリーグ上位の数字だ。