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Notebook: 2巡指名WRジェニングスと契約
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年7月26日
- 2巡指名のWRグレッグ・ジェニングスとの契約が発表された。4年契約で詳細は不明。ホッとした様子の本人は、「ホールドアウトなんて考えたくもなかったからね。パッカーズはいいオファーをしてくれた。交渉で多少のやりとりはあったけど、さほどのことはなかった」と語っている。
- 同時にTEギャレット・クロスの解雇も発表されている。QBロジャースとカリフォルニア大での同僚だった彼は昨年のドラフト外で入団したが、トレーニングキャンプ直前に「どうしても気持ちが入らない」としてチームを離れた。今春には再び気が変わってパッカーズに復帰したが、今度はチーム側から見限られる結果となった。これにより、TE陣は5人で3つのイスを争うことになる。
- 先週末、故レジー・ホワイトのパッカーズ殿堂入りセレモニーがランボーフィールドのアトリウムで開催され(写真)、過去最高となる1000人以上の人々が出席して故人の偉大な業績を称えた。プレゼンターを務めたのは、イーグルスでもパッカーズでもチームメイトだった親友の元TEキース・ジャクソン。その他にもDEショーン・ジョーンズ、DTギルバート・ブラウン、DTサンタナ・ドットソン、Sリロイ・バトラー、Cフランク・ウィンタース、RBエドガー・ベネット、FBウィリアム・ヘンダーソン、WRアントニオ・フリーマンといった豪華OBたちが出席し、それぞれにレジーの思い出や感謝の気持ちを述べた。
- 残念ながらレジー・ホワイトの夫人サラは欠席。最大の理由は多発性硬化症と闘っているためだが、もうひとつはパッカーズへの感情的なしこりがあるからだと言われている。以前にレジーがランボーフィールド近くでスポーツ・メモラビリアのショップを経営していたとき、パッカーズのロゴを無断使用しているとNFLから訴えられたことがあった。それ自体は十分に妥当性のあることなのだが、パッカーズ側がなんらかの形で仲介してくれたらよかったのに、という気持ちのようだ。ハーラン会長も当時を振り返ってこの件の取り扱いのまずさを認め、「2人の元職員が、もう少し外交的な配慮を見せるべきだった。あの件がしこりとなってしまったのはとても残念なことだ」と後悔の念を示している。
- 1巡指名のLB A.J.ホークがグリーンベイで結婚式を挙げた。以前にもお伝えしたとおり、相手はノートルダム大QBブレイディ・クイン(来年の1巡上位候補)の姉ローラ。教会を使わないいわゆる「民事婚」というもので、今回の場合は家族さえ出席せず、来年3月17日(セントパトリックデー)にオハイオ州コロンバスで盛大な披露宴が予定されているとのこと。
- LBホークの式の場所は市内の弁護士事務所で、弁護士が司祭?役を務めた。この事務所の共同経営者はパッカーズの理事トーマス・オレニチャック。その父ドミニク・オレニチャックはかつてのグリーンベイ市長で、1958年から82年までパッカーズの社長も務めた。
- いよいよ今週末からトレーニングキャンプということで、公式サイトに最新デプスチャートが掲載された。注目すべき点は、サムコン・ガドーがダヴェンポートを上回って2番手RBにいること。右ガードは3巡ルーキーのスピッツではなくコストンのまま。ウィティカーは右タックルの2番手に。DTではピケットに加え、こちらもFA加入のケンドリック・アレンが1stチームとなっている。