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OTA Notebook: Pジョン・ライアン絶好調
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年6月 4日
- 今回のOrganized Team Activities(OTA)には初日から参加しているQBブレット・ファーヴは、マッカーシーHCによると、来週の練習(月・火・木・金)にも全て出席の予定とのこと。そして6月11日(日)のチャリティ・ソフトボール大会に出るが、その後は未定。
- この日の練習で最も注目を集めたのはカナダ人パンターのジョン・ライアン。弱い追い風に恵まれて、なんと8回平均63.1yds。最長は69yds、最短は57yds、ハングタイムは4.56秒。平均47.9yds、4.05秒のB.J.サンダーを大幅に上回っていた。練習後のロッカールームに群がってきた記者の数にライアンは驚いた様子で、「確かに今日はいい方の日だったね。いろいろなことがうまく行くようになって、ボールをすごくよくヒットできた。しかしシーズン開幕までは長い道のりだ。わずか1日の活躍でスターターの座を確保することなどできない」
- この日は完璧な出来だったPジョン・ライアンだが、問題は安定性と蹴るまでの速さ。これまでのトータルではシャンクの回数がサンダーよりも多く、"get-off time" (キャッチから蹴るまでの時間)もまだ改善しなければならない。「そういった点で向上させていくことが必要だ。明らかに問題はあるからね。しかしそのためにこうして練習をしているのだ」とレジー・マッケンジー・プロ人事部長。ライアンはまた、フィールドゴールの際のホルダーとしても技術を向上させようと居残り練習を繰り返している。
- Sニック・コリンズがようやく合流。ケガの治ったSマーカンド・マニュエルと、1stチームで初めてコンビを組んでいる。
- 前日の練習を個人的事情で欠席したRGジュニアス・コストンが復帰し、ジェイソン・スピッツは再び2ndチームに戻っている。
- DTティム・マクギルが解雇された。昨季終盤にパッカーズのプラクティス・スクワッドに加わったマクギルだが、今春はケガ(不詳)のため全くミニキャンプに参加できていなかった。
- GMを探すテキサンズでは、ブロンコスのリック・スミス・アシスタントGMが二度目の面接に訪れた。2番手候補であるパッカーズのレジー・マッケンジー・プロ人事部長も再度訪問を求められるかもしれないが、リック・スミスが最有力候補なのは間違いないようだ。
- かつてパッカーズやビルズなどで活躍した元LB/DEブライス・ポウプが、パッカーズの理事となることが内定した。7月19日の株主総会で正式承認の見込みで、理事会(45人)では唯一の元選手ということになる。プロボウル4回、1995年にはディフェンシブプレーヤー・オブ・ザ・イヤーも受賞した彼は、引退後はグリーンベイ地区に住んで "Vision Builders"という建設会社を経営している。