グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2006年5月14日

レジー・マッケンジーがテキサンズGMの有力候補に

テキサンズのチャーリー・キャサリーGMが辞任。本格的な後任探しは週明けからになるようだが、パッカーズのプロ人事部長、レジー・マッケンジーが有力候補といわれている。パッカーズのトンプソンGMによると、木曜日時点でテキサンズからの問い合わせはないが、「だからといって今後もないというわけではない」とのこと。ヒューストン・クロニクル紙によるともう1人の有力候補はブロンコスのリック・スミス・アシスタントGMで、ゲイリー・キュービアック新HCとの付き合いが長い。

現在43歳のマッケンジーは、トンプソンGMやジョン・ドーシー・カレッジ・スカウト部長と同じくロン・ウルフ元GMの門下生。テネシー大から1985年のドラフト10巡でレイダーズに入団し、下位指名入団ながら先発LBを務めた。以後カーディナルスや49ersでプレーし、ヒザのケガのため1992年に引退。母校テネシー大でアシスタントとなるが、1994年にはロン・ウルフの誘いでパッカーズのプロ・スカウティング部門に加わった。4年目の1997年にプロ人事部長に昇進し、3人のGMの下で働いてきた。

彼が統括するプロ人事部門はカレッジ・スカウト部門と並ぶフロントの柱で、自他のNFL選手の調査(FA獲得やトレードの可能性に常に備える)に加え、NFLヨーロッパ、CFL、アリーナリーグなど各リーグのスカウティングも担当する。一例を挙げれば、昨季中盤にRBサムコン・ガドーを獲得したことも彼らの功績と言える。

なお、双子のローリー・マッケンジーはレッドスキンズをはじめNFLで16年もプレーしたOL選手で、パッカーズにも2年間在籍したことがある。

カテゴリ : Coach/Front Office