4巡指名の2人目は全体109位から6スポットトレードダウンし、イーグルスから6巡16位(全体185位)を受け取った。ボストン・カレッジのCB/WRウィル・ブラックモンは両ポジションに加えてリターナー実績も豊富なヴァーサタイルなアスリートだ。大学3年目まではずっとCBをプレーしていたが、4年目になってチームの都合でWRに転向した。CBの方がいい、WRの方がいいと評論家の意見は分かれている。パッカーズはCB扱いのようなので、CBとしての評判を紹介する。
4巡18位(全体115位) CB/WR ウィル・ブラックモン Will Blackmon | |||||
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Boston College | Senior | 6-0 (183cm) | 191 lb(87kg) | 40yds/4.47秒 | 1984年10月27日生 |
Strengths : 優れたアスリート。スピードもさることながら、垂直跳びや幅跳びもがCB中トップクラス。動きが柔らかく、ターン&ランでレシーバーについていける。CBとしてはサイズがあり、大型WRとのマッチアップも問題ない。ボールスキルがありキャッチが上手く、ビッグプレーメイカーでもある。ワンダーリックテストが31点とかなり頭がいい。 ハードワーカーで人格面も文句なく、短期間でWRへのコンバートに成功したのはその表れ。キックオフリターンは通算114回2,803yds(平均24.6yds)で、NCAA 1-A記録からわずか120yds足りないだけだった。キックオフリターンほどではないがパントリターンも実績がある。 |
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Weaknesses : CBとしてエリート級のスピードはない。アスレチック能力をフィールドで活かせないことも多く、ビッグプレーを許すことがある。ルート判断を磨く必要がある。体つきも細い。 |