グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2006年4月23日

WRテレンス・マーフィを解雇

昨年秋の首のケガにより、WRテレンス・マーフィをプレーさせることはできないとして、パッカーズは彼の解雇を発表した。トンプソンGMは声明の中で、「数回にわたる検査と専門家からの助言をあおいだ結果として、テレンスをグリーンベイ・パッカーズでプレーさせることは許可できないと我々は結論した」と述べている。一昨日の記事で述べたように、「引退」でなく「解雇」の扱いであるため、医学面での許可さえ下りれば、他チームでプレーするのは可能だ。

テキサスA&Mから昨年のドラフト2巡指名でパッカーズに入団したマーフィは、その評価にたがわぬ能力の高さと精神面での成熟を示し、将来の先発WRとして期待されていた。ウォーカーの負傷のため出番を増やしていこうとした矢先、第4週パンサーズ戦のキックオフリターンでRBダヴェンポートがファンブルしたボールをリカバーしようとしてヘルメットtoヘルメットでヒットされ、首をひどく痛めてしまった。脊柱管狭窄症と診断され、そのままインジャリー・リザーブに入ってシーズンを終えている。

「テレンスは5人の専門家に診察を受けたが、その見解はさまざまだった。イエスと言った人もいるし、ノーという人もいた。そしてパッカーズは、プレーさせることは本人のためにならないと結論を出したのだ。他のチーム(のドクター)からプレーの許可が下りるかどうか? それは分からないね」と代理人は語っている。「本人はショックだったようだよ。パッカーズは素晴らしかったからね。彼らとしては、テレンスのためを思って決めたことだ。本人もその気持ちは理解している」

カテゴリ : Contract/Personnel, Player