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Coaches Notebook: ロバート・ナンとライオネル・ワシントンは残留
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年1月25日
- マッカーシー新HCは、ロバート・ナンとライオネル・ワシントンが引き続きコーチングスタッフに留まることを発表した。2人の正式な職名は決まっておらず、今後DLとDBにコーチングスタッフを加える、とマッカーシーHCは語ったようだ。今季と同じようにDLのコーチ2人、DBのコーチも2人、という陣容になるのかもしれない。
- ロバート・ナンは40歳の若いコーチ。オクラホマ州立大でLBとして活躍、キャプテンも務めた彼は、卒業後すぐにコーチのキャリアをスタートした。ジョージア・ミリタリー・カレッジでのヘッドコーチ職8年を含め12年間カレッジでコーチをしたあと、2000年からドルフィンズへ。昨年ジム・ベイツやボブ・サンダースとともにパッカーズに移ってDTコーチを務めた。
- 現在45歳のライオネル・ワシントンは、NFLでDBとして15年のプレー経験を持つ。1983年にテュレーン大からドラフト4巡でSTLカーディナルスに入団し、レイダーズやブロンコスでもプレーした。1997年限りで引退したあと、1999年からレイ・ローズHCの下でアシスタントDBコーチとなり、そこからはパッカーズ一筋。昨年にはCBコーチ兼ニッケルパッケージ担当へと少し昇進している。
- 昨年のキャンプでの指導を見た記者たちは、「ジム・ベイツ前DCほどではないにせよ、ボブ・サンダース新DCも激しい情熱的な教え方をするタイプ」と評している。サンダース本人は、「私はジム・ベイツではないし、自分自身でなければならない。私を知る人は、私が情熱的だと知っているだろう」
- ディフェンスのスキームについてサンダース新DCは、「昨年と非常に似たものになるだろう。私独自のものもいくつか付け足していくし、コーチ・マッカーシーの望むものも付け加えるだろう。しかしベースとなるシステム、フレキシビリティは変わらない」と語っている。
- サンダース新DCは、NFLでのコーディネーター職は初めてとなるが、2004年シーズン途中でジム・ベイツDCがドルフィンズの臨時HCに昇格したとき、7試合にわたって彼(当時LBコーチ)が実際のプレーコールをしたとのこと。これまではフィールドレベルでコーチングをしてきたが、今後もそうするのか、ボックスからコールするのかは未定。「どちらのやり方も利点がある」とマッカーシーHC。
- マッカーシーHCが今週月曜日にブレット・ファーヴと面談、という一部報道をマッカーシーは否定し、「ブレットと会う予定は今のところない。(シニア・ボウルのスカウティングのため)アラバマ州モービルには行くかもしれないが、(近くのファーヴを訪問するかは)どうなるか分からない。今はコーチングスタッフ選びに注力しているところだ」と語っている。「テッド(トンプソンGM)は、ブレットとずっとコンタクトを取っている。私はコーチ選びの方で手一杯だ」
- マイク・シャーマン前HCは、オフェンシブ・コーディネーター候補としてのコンタクトはいくつかあるが、コーディネーター職には興味がない、とのこと。