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Coaches Notebook: 新DCの候補
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年1月20日
- マッカーシー新HCにとって、今週後半の最大のテーマはディフェンシブ・コーディネーター選び。何人ものコーチと面接を進めているマッカーシーHCは、「これから数日は忙しくなる。なんとか、今週末を使って全てを消化できればいいと思っている。DC選びに時間制限などは設けていない。今後3日間で5人の候補が来ることになっている」と火曜日の時点で語っている。
- Press-Gazette紙によると、現在最有力はボブ・サンダースDLコーチ(52歳)の内部昇格とのこと。彼はすでに何度もマッカーシー新HCと話し合いをしている。彼が昇格すれば、今季成功したジム・ベイツ前DCの路線を継続でき、3年連続のシステム変更を避けることができる。サンダースはドルフィンズ時代にLBコーチとして大きな実績を挙げ、その前はフロリダ大などでコーディネーター経験もある。
- ビルズのジェリー・グレイDC(43歳)はすでにグリーンベイを訪れ、マッカーシー新HCとの面接を終えている。テキサンズのヘッドコーチ候補として面接も受けたが、今オフにどこかのヘッドコーチとなるのは望み薄の情勢だ。2003年と04年には2年連続してNFL2位のトータルディフェンスを記録したが、今季はFA流出やケガ人もあって29位と低迷した。ブリッツ多用のアグレッシブなスタイルとのこと。
- ジェッツのドニー・ヘンダーソンDC(48歳)もグリーンベイで面接済み。彼はジェッツとセインツでヘッドコーチ職の面接を受けたが、両球団ともすでに新ヘッドコーチが決定している。ジェッツでのDC在職2年間で、NFL4位(失点7位)、NFL23位(失点12位)。これまでマッカーシーは彼と接点がなかったが、49ersでの上司マイク・ノーランHCがレイヴンズにいた時の部下(DBコーチ)であり、ノーランの評価も参考にするものと見られている。
- テキサンズのヴィック・ファンジオDC(47歳)も面接の予定らしい(すでに終えたかも)。ドン・ケイパース門下のコーチで、コルツでもDC経験がある。
- その他にもマッカーシーHCは、デイヴ・マッギニス(元カーディナルスHCで現タイタンズLBコーチ兼アシスタントHC)やディック・ジャウロン(元ベアーズHCでライオンズDC)といった実績組にも興味を示していると言われている。
- パッカーズを退団したジム・ベイツは、セインツの新ヘッドコーチに決まったショーン・ペイトンの下でDCとなるのではないか、という噂を
Pro Football Weekly誌が取り上げている。
- マイク・シャーマンはビルズで面接を受け、有力候補の1人ではあるが、Rochester Democrat and Chronicle紙によると現時点ではディック・ジャウロンが最有力とのこと。ライオンズがロッド・マリネリ(TB)、ラムズがスコット・リネハン(MIA)に決定、テキサンズもゲイリー・キュービアック(DEN)に内定したと報じられており、残る空席はビルズとレイダーズだけとなる。