グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年1月14日
- 記者会見の写真 / ビデオ
- 「コーチ・ロンバルディの名前のついた栄冠への、グリーンベイ・パッカーズの新たな航海を指揮する機会を与えられたのは光栄の至りだ」
- 「テッド(トンプソンGM)と私は、絶対的な献身をもって、グリーンベイにワールド・チャンピオンシップを取り戻すよう努力する」
- 再建プロセスについてマイク・マッカーシーHC。「決して再建のプロセスではない。私は夢のような家を買ったのだ。多少は壁を取り壊したり部屋のペイントを塗り替えねばならないが、建て直すのではない。しっかりした基礎がある。われわれには伝統があり、優れた人事部門がある。そういった資産は、NFLのどこにもひけをとらない」
- マッカーシーは鉄鋼の街ピッツバーグで、消防士の息子として育った。彼の人格面についてトンプソンGM。「ピッツバーグ出身らしい、彼の男っぽい部分もちょっと気に入った。彼はタフガイだ。ウチにぴったり合っている」
- 今回の選択に批判が多いことについて、トンプソンGM。「今の時期に人々が何を考えるかは問題ではない。大事なのは、将来に向けチームを導くのにふさわしい人物かどうかだ。私の判断では、彼こそがそうだ。時間が経てばわかる」
- OCとしてのマッカーシーの実績について、トンプソンGM。「ニューオーリンズでは球団記録を破ったし、クォーターバックとの連携の仕方やオフェンス理解もよかった。ディフェンスについても鋭い感覚を持っていて、それをどう攻略するかが分かっている」
- ファーヴについては、もちろん現役続行を求めたいとマッカーシー。「そう望んでいる。NFLのコーチで彼と一緒に仕事ができることを大喜びしない者はいないと思う。彼とは1999年に非常によい関係を築いたし、再び一緒にやれることを心から楽しみにしている」
- マッカーシーHCはジム・ベイツDCの残留に前向きであることを明らかにした。「ジム・ベイツとは個人的に関係がなかったので、ぜひともじっくり話し合う機会を持ちたい。彼は私が尊敬する人であるし、その力量は今シーズンの仕事ぶりからも明らかだ。われわれが一緒に働ける可能性があるかどうか、ぜひ話し合いを持ちたい」
- トンプソンGMはジム・ベイツDCについて、「(マッカーシーに決まった)昨夜も、そして今朝も彼と話をしたが、彼は落胆していた。ご存知のとおり、いま彼は熟考しているところだ。私との面接は素晴らしい内容だった」
- オフェンス系の人物を選んだことについて、トンプソンGM。「オフェンスの人とディフェンスの人とどちらを選ぶか、最初から考えていたわけではない。これまで何人かの現役ヘッドコーチたちと話をした経験から、戦術面だけのコーチではなく、人物で選ぼうと私は思っていた」
- トンプソンGMは最後までシャーマン前HCとしっくりいかなかったというのが定説になっている。今回のヘッドコーチ選びには、GMとHCが良好な関係を築けるかどうかも考慮したとトンプソンGMは語っている。「面接の時に目立ったのは、彼のリーダーシップ能力とともに、彼と私が個人レベルでも互いに安心感が持てるということだった」
- 記者会見場にはRBアーマン・グリーンとFBウィリアム・ヘンダーソンも顔を出し、会見後にはロッカールームで新ヘッドコーチと談笑している。(映像)
- マッカーシーHCの家族もグリーンベイを訪れて晴れの記者会見を見つめていた。写真の左から父ジョー、母エレン、本人、娘アレクサンドラ(アレックス)、弟ジョー。