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Locker Room Notebook: 選手たちの反応
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年1月 4日
- 月曜の朝、記者会見の前にテッド・トンプソンGMは選手たちにマイク・シャーマンHCの解任を伝えた。数分後にマイク・シャーマン本人が最後のスピーチのためにロッカールームに現れると、選手たちはスタンディングオベーションで彼を迎えた。「彼は何も言い訳はしなかったよ。僕たちに感謝の意を伝えた。力強く立っていた。僕の予想どおりね。胸を張って、チームに話をした。彼らしく」とLSロブ・デイヴィス。
- 以下はシャーマン解任に対する選手たちの反応。(記者たちが入室を許された時にはすでに引き上げた選手も多いが)
- DEカビーア・バジャ=ビアミラ。「(スピーチは)およそ5分ぐらいだった。とてもエモーショナルな瞬間だったよ。自分の解任に対しあのように潔く、威厳を持って対処したことは彼らしいことだ。あれ以上うまく対処できるものじゃない。苦難を経験するまでは、その人物の本当の価値はわからないものだ。今シーズンはそれを見ることができた。彼は勝っている時と全く変わらなかった。確固たる姿勢で、力強く、僕らをしっかりまとめていた。シーズンの結果をコントロールすることなどできない。僕らはみなうぬぼれが強く、自分たちが支配できると思っている。でもそうじゃない。コントロールできるのは自分の振る舞いだけだ。コーチ・シャーマンの(解任への)対処は素晴らしいものだった。それだけによけいつらい。個人的にも本当にがっかりしている。コーチ・シャーマンを尊敬しているし、愛しているし、きっと寂しくなるだろう」
- LBニック・バーネット。「全く予想してもいなかった。ひどいシーズンだったのはわかる。ここはNFLだし、悪いシーズンがあれば、翌年は多くの人間が入れ替わるものだ。だけど過去の実績からして、こんなことが起きるとは思っていなかった。あんなにたくさん勝っていたんだから」
- RBトニー・フィッシャー。「ショックを受けている。ものすごく。こんなことが起きるとはおもっていなかったから、試合を終えた日曜の夜には誰も話題にさえしていなかった。(最後に現れたシャーマンは)。憤慨しているというよりも、傷ついた様子だった」
- Sマーク・ローマンはかつて(弱かった時期に)在籍したベンガルズのロッカールームを思い起こし、シャーマンHCの手腕を称えている。「コーチ・シャーマンは本当にチームをしっかりまとめていた。シンシナティでは3人のコーチの下でプレーしたけど、何か変化が起きるたびに暴動寸前になっていた。まとまっていなかったんだ。でもこのチームは、成績が悪くても、責任のなすり付け合いなどはなく、全員が互いを励ましあっていた。こんなシーズンの中で、僕らが手に入れられるのはそういったことだろう。全員がまとまって、ひとつの人格のようなものをロッカールームに作り出すんだ」
- DTグレイディ・ジャクソン。「正しくない。それだけだ。彼にチャンスを与えるべきだ。当然与えられるべき機会を与えられなかった。ランニングバックとレシーバーが誰もいなくなってしまったんだ。キー・ポジションにケガが多すぎた。(ファーヴの引退問題にも)この解雇は間違った判断かもしれない。来季は誰が残るのかわからないけれど、背番号4も帰ってこないかもしれない」
- LSロブ・デイヴィス。「マイクのファンはチーム内には多いよ。チーム全体がだんだんマイクを愛するようになっていたし、彼がアシスタントコーチ時代から一緒にやっている選手もいるからね。いろいろ落ち着くのを待ってから、僕は彼と連絡を取るつもりだ。このシーズンのことについて話すかはわからない。彼と僕はあまりフットボールについては話さないんだ。話すのは人生のことさ」
- RBサムコン・ガドー。「彼は僕を信頼してくれた。大学でもたいした実績のないFAルーキーだったのに。彼は僕をプラクティス・スクワッドから引き上げて、4回ファンブルしても、エースとして使い続けてくれた。そう、だから僕はこれからもずっと、コーチ・シャーマン・ガイだ。いつまでもね」