グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2005年12月 7日

ファーヴをコントロールできているのか

リーグ最多の21インターセプトを犯しているQBブレット・ファーヴについて、彼をコントロールできていないのでは、とコーチ陣を責める声が高まっている。トム・ロスリーOCは、「彼も基本的に毎日コーチを受けている。練習では、彼が正しい時には我々はそう言い、正しくない時にもそれを伝えている。しかし実際にゲームでラインアップすれば、クォーターバックはクォーターバックでなければならない。彼は自分の感じた通りにプレーしなければならないし、彼の嗅覚は間違っている時より正しい時の方が多いのだ。最近は間違ったことがあったが、我々は厳しく言い聞かせている。批判は不当なものだと思う」

ダレル・ベヴェルQBコーチ。「時計がどれだけ残っているか、タイムアウトはいくつあるか、どのようなシチュエーションか、全て話をしている。パスが通ってTDでない場合はタイムアウトを取る、といったことも、我々は全て話し合っている。ブレットがミスをする度に大声で怒鳴りつけて効果があるなら、私はそうするだろう。本当はそちらが私のやり方に近いかもしれない。しかし最初の試合でそれを試みて、逆効果だということが分かったのだ」

同じくベヴェルQBコーチ。「ミーティングではブレットは自分のミスを認め、コーチングを受け入れている。我々とて、彼に安全なプレーをさせつつ同時にプレイメーカーでいさせることを諦めたわけではない。我々は彼が安全第一のクォーターバックだと思ったことはない。彼がどういった選手であるかは分かっているし、大事なことは繰り返し繰り返し言い聞かせている。いつであれば勝負に出てもよいか、といったことだ。我々がしようとしているのはそういうことだ」

ベアーズ戦でのパス試投数が58回にもなったことについてマイク・シャーマンHCは、前半最後の2ミニッツオフェンスおよび試合最後の2つのドライブのせいで数字が跳ね上がってしまったためで、ゲームプランとは関係ないと説明している。「3rdダウンにランをやって更新できずに、勝利を期待できるとは思わない。確かに昨日のベアーズはそれをやって勝ったのだから、賞賛するほかない。しかしこちら側が助けたために彼らは勝てたのだ」

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