グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2005年11月25日

QB交代論を否定

2勝8敗となって残り6試合。「QBアーロン・ロジャースに出場機会を与えるべきか」が話題になるのも仕方のないところだが、シャーマンHCは否定している。「我々がそれをするとしたら、ブレットがもう引退すると前提してのことになるが、私はそのようには思っていない。もしブレットが 『来季はプレーしない』 と言いに来たなら、事情も変わってくるだろう。しかし彼は言葉でも振る舞いでも行動でもプレーでも、そのようなことを示してはいない。ハードにプレーし、これまでに負けないほど打ち込んでいる。技量が落ちることも全くない」

いっぽうブレット・ファーヴ本人は、引退問題について次のように語っている。「2勝8敗だろうと8勝2敗だろうと、(引退の)決定には全く影響がない。いま僕は、これまでと同じレベルでプレーできていると感じている。確かに勝敗については、もっとマシならよかったと思う。しかし身体的には、過去にできたことがいまもできているのは間違いない。それに、現時点でもシーズン終了時点でも、今季のパッカーズのプレー内容に基づいて(引退についての)判断を下すつもりはない」

QBロジャース起用の可能性についてファーヴは、「それはコーチたちが決めることだ。(1試合に何シリーズか交代しても)どちらにせよ僕が気を悪くするようなことはないよ。キャリアを通じて、1人ではチームはやっていけないことはよく分かっている。ブレット・ファーヴがいなくなっても、グリーンベイの人生は続いていくんだ。14年も続けてきたから、それが信じられないようときもあるけど、どこかの時点で、チームは将来のことを考えなければならない。誰が継ぐにしろ、そのシナリオがマイク(シャーマンHC)かテッド(トンプソンGM)から提示されたとしたら、それが現実なんだ。僕は怒ってわめき散らすようなことはない」

QBロジャース起用の可能性について、Cマイク・フラナガンは激しく反論している。「そんな馬鹿げた話は聞いたことがない。本人がもうプレーしないと決めるまでは、これはブレット・ファーヴのチームなんだ。将来のために少しばかり経験を積ませたい選手がいるからって、試合を犠牲にはしないし、シーズンを犠牲にはしない。ウチは30年も負け続けたところからブレット・ファーヴのおかげで復活したんだ。彼はチームの勝利のため、自分にできることは全てやってきた。常にそうだったし、これからもそうだ。将来のためにブレットをほんの少し休ませようとすることでさえ、彼に対する侮辱だ。ブレットが下がりたいなら、もし彼自身がそう決めたのなら、話は別だ。これは彼のチームだ」

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