過去の記事 |
2005年 >
11月 >
Notebook: RBガドーがスターター昇格へ
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年11月 9日
- マイク・シャーマンHC。「多くのケガにもかかわらず、チームが一つになって毎回競った試合を戦えていることは、シーズン後半に流れを変えられる希望を持たせてくれる。ハードに、最後まであきらめず戦っている。だから、よいフットボールチームになれると思っている。現在の勝敗は、ある意味でチームの状況を表してはいない。今のようにハードに働き続ければいつかは、『パッカーズは進歩してる。勝ち始めた。流れが変わった』と言えるようになると思う」
- 「もし今日試合があるならば、先発RBはサム・ガドーだ。彼が旋風を巻き起こしたとは言わないが、波紋を起こしたとは言えるだろう。我々が彼の能力を認めたのは間違いない。進歩を続ける必要がある。我々が望むようなカットを失敗したプレーもあった。未完成であるけれど、一緒にやっていく価値はある」とシャーマンHC。
- RBガドーはリバティー大時代の1試合キャリー数は21回が最高で、先日の26キャリーは高校時代以来。「今朝目が覚めたら、列車に轢かれたような気分だった」とダメージを語っている。
- 肋骨骨折で欠場したRBトニー・フィッシャーは、今週中にもう一度精密検査を受ける予定。患部にたまり、肺の周囲を脅かしている水が散っていればプレーは可能らしい。「水が散っていなきゃならない。骨折だけならプレーはできる」と本人。しかしシャーマンHCは「近いうちにプレーできるとは思えない」と語っており、今週末も超無名トリオでいくことになりそうだ。
- 第1Qのファンブルで干された形のRBラシャード・リーだが、「リーにももう一度チャンスが与えられるだろう」とシャーマンHC。
- パッカーズのラン攻撃は1試合平均71.9ydsでNFL30位、ラン1回平均2.97ydsでNFL最下位。
- LGエイドリアン・クレムは、パスプロテクションはしっかりこなしているが、ランニングゲーム、特にプルブロック(横方向に動いてのブロック)での苦戦が続いている。彼をウェルズやルーガマーと交代させることについてシャーマンHCは、「考えてはいる。しかしそれはどのポジションも同じことだ」と曖昧に答えている。
- ファンブルリターンTDを喰らう直前の連続フォルススタート(LGクレム、TEフランクス)について、「大事なところで、ベテランプレーヤーがフォルススタートを犯したことには責任を持たなければならない。何度も注意しているし、彼らもよくわかっている」とシャーマンHC。それに加え、先日はCBキャロルが「フォルススタートを誘発しようとした」と反則を取られたのに今回のスティーラーズは取られなかったことに不満も表明している。「先日はCBキャロルが同じことをやってディレイオブゲームを取られている。言い訳をしているわけじゃないが、(審判の判定には)一貫性がなければならない」
- DEカビーア・バジャ=ビアミラは、8試合でわずか3.5サックとプレミア・パスラッシャーとしてはかなり物足りない数字だが、ラン守備では大きく向上している。今年は相手OTの正面でなくワイドにセットするため、ラン守備で大型OLに飲み込まれることなく自由に動けるのが大きいようだ。「彼はキャリア最高のプレーを今していると思う。サックになるところを相手がホールディングしたことも何度もある。ラン守備は非常によくなっている。練習でも、これまでにないほど安定している」とシャーマンHCはバジャ=ビアミラを擁護。
- スティーラーズの先制パンチとなったWRランドル=エルのリバースプレーへの守備について、「今季最もひどいプレーのひとつだ」とジム・ベイツDC。
- CBマイク・ホーキンズは、頭を打ってサイドラインで少しフラフラしてたため、試合後に病院で検査を受けさせたとのこと。「何も報告は来ていないから、大丈夫なのだと思う」とシャーマンHC。
- WRファーガソン(ヒザ)とTEマーティン(鼠蹊部)は、火曜日にスタッフの前で走ってみて、水曜の練習に復帰するかどうかを決定するとのこと。
- LBディッグス(ヒザ)はスティーラーズ戦に出場できる状態だったが、限定的な役割で使うためだけにアクティブ登録する余裕(他のポジションのため)はなかった、とシャーマンHCは説明している。今週は復帰できるかもしれない。
- イーグルスはWRテレル・オーウェンスを出場停止処分にしたままロースターに残し、シーズンを終えるつもりのようだ。今季中に解雇された場合でも、パッカーズのトンプソンGMが獲得に乗り出すことはないと見られている。しかしCBアル・ハリスは、「僕なら腕を広げて迎えるよ。空港までクルマで迎えに行ってもいいし、次の日の練習には彼を迎えに行ってもいい。素晴らしい能力をウチに与えてくれると思うからね。たぶん彼はロッカールームでも誰とも口をきかないだろうけど」と語っている。G/Cルーガマーはその逆で、「ウチにはフィットしないと思うね。1勝7敗でも、僕たちはハードにプレーして、なんとか勝とうとしている。確かに彼は現在のNFLで最高のWRの1人だろう。しかし彼は自分のことしか頭になく、ロッカールームをメチャメチャにしてしまう。僕ら選手たちは彼の才能は認めるけど、2年間バカげたことばかりやってるヤツはとても尊敬できないよ」