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Packers - Bengals Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年11月 1日
- マイク・シャーマンHC。「『もう少しで』があまりにも多い。今年はずっと『もう少しで』のシーズンになってしまっている。今日の敗戦は、ケガ人の多さとは関係ない。オフェンスはターンオーバーが多すぎ、ディフェンスは前半に3rdダウンで止めることができなかった。単純なことだ」
- QBファーヴの5インターセプトについて、シャーマンHC。「彼が自力でできるだけのことをしようとするのはいつものことだ。それ自体悪いことだとは思わない。彼はいいプレーをしている時、できるだけのことをしようとする。今日も違いはなかった。彼のメンタルが変わったとは思わない。それが彼なのだ。彼は勝利のためにできるだけのことをするだろう。今日はそれが勝利に十分ではなかったということだ。ブレットは非常に立ち直りが早い。今シーズンずっとそうだったし、今後もそうだろう。それが彼なのだ」
- QBブレット・ファーヴ。「僕のキャリアの前の方では、悪いプレーを、不注意なプレーを乗り越えることができた。しかし今は1プレーもおろそかにはできない」 「今年はあまり幸運がこちらに転んではくれない。それでも、どの試合も勝つチャンスはあったんだ。毎週こんなことが続くのは本当にきついよ。こんな風にして毎週やっていくのは大変だ」
- QBブレット・ファーヴ。「(1勝6敗は)自分にとって馴染みのないものだ。しかし、これは挑戦なのだと僕は考えている。残りシーズンをキャンセルすることなどできない。僕は若い選手たちに、身をもって手本を示さなければならない。今後何年かたった後、『自分は彼から学んだ。ああしてプレーしていくしかないのだと』と誰かが言ってくれたらと願っている」
- RTマーク・タウシャー。「たしかにインターセプトで状況は困難になったさ。でも同じようにして、彼はたくさんのプレーを成功させてきた。5INTの後でもウチは勝利を狙える位置にいた。僕はいつだって彼と一緒にやっていくよ。彼の下した判断には全幅の信頼を置いている。INTのいくつかは彼の責任じゃなかったしね」
- FBヘンダーソン。「ブレットを責めることなど誰にもできないよ。責任はたくさんの選手にある。僕たちはみんながしくじりをやってしまった」
- 先発出場したRBフィッシャーやWRチャットマンについて、FBヘンダーソン。「プロボウル選手の穴を埋めるのがいかに大変かわかるかい? ほとんど不可能と言っていいほどだ。彼ら2人が代わりに先発し、あのようにプレーしてくれたことで、今後のシーズンも彼らを頼りにできることがみんなよくわかったよ」
- 試合終了間際のシリーズ、48ydsパスインターフェアを貰ったファーヴがノーハドルでプレーを続けようとしたところ、イカれたファンがフィールドに乱入してきて(写真1・写真2)、審判は試合を止めざるをえなかった。その間にベンガルズDL陣が休めたせいかどうかわからないが、次のプレーでファーヴは初サックを喫した。この短い休息とハドルを組めたことが役に立った、とベンガルズ選手たちも認めている。
- サックされて試合残り数秒、試合最後となったプレーでQBファーヴはフェイクスパイクからのパスを狙ったが、少なくともWRチャットマンは本当にスパイクだと思ってしまっていたとのこと。RTタウシャーは以前にこのようなプレーでサックを許したため、油断せず最後までプレーした、と語っている。
- ヴァイキングスが先週の試合の後半で成功したように、WRドナルド・ドライバーをダブルカバーで封じ込めるのがベンガルズの作戦。「彼らは、『ドナルドを止めよう。そうすれば勝てる』と言っていた。彼らはいいプレーをしたよ。言えるのはそれだけだ」とWRドライバー。
- CBアル・ハリスがカバーしている間は、エースWRチャド・ジョンソンをほぼ封じ込めたと言っていい。特に1stダウンと2ndダウンはCBハリス1人にWRジョンソンの番が任せられた。「ウチは(3rdダウンで止めて)フィールドから出ることができなかった。オフェンスの得点が14点なら、13点に抑えなきゃいけない。僕はそのように見てる。(相手WRを封じ込めても)何の勝利もない」
- ニッケルバックのCBジョーイ・トーマスは、17ydsのパスを許した上にイリーガルユースオブハンドの反則(結局TDに結びついた)でベンチに下げられ、ルーキーのCBマイク・ホーキンズが代わりにニッケルバックを務めた。しかもCBハリスが点滴を受けている間は、ホーキンズはスターターとなり、堅実に務めていたようだ。
- 試合の流れを引き寄せられるビッグプレーのチャンスは何度もあった。試合最初のドライブでは、WRドライバーが44ydsのTDパスを捕り損ない(目にライトが入ったとのこと)、第3QにはTEドナルド・リーが敵陣16ヤードで30ydsのパスを捕り損ねた(これもライトが目に入ったとのこと)。TEリーの落球の数プレー後、Sニック・コリンズはWRチャド・ジョソンの前に割って入り、インターセプトの最高のチャンスだったがこれも落球。
- 2週間前にプラクティス・スクワッドに加わったばかりのRBサムコン・ガドーが、前日にロースター昇格してすぐに試合出場し、記念すべき初キャリーは第3Qの8ydsラン。練習での鋭いスピードとパワーを評価しての昇格だったようだ。「彼のことを詳しく知っているわけではないが、ウチはRBがケガ人だらけだからね。40yds走4.4秒と聞いているが、実際それより速いかもしれないよ」とトンプソンGM。
- これまで、キックオフリターナーは2人が横に並ぶ隊形だったが、今回はRBラシャード・リーだけにして、前にFBヘンダーソンとRBウォルト・ウィリアムズをブロッカーとして配した。
- OTバリーがエクストラTEとして入るおなじみ"U-71"フォーメーションだが、今回はバリーとRTタウシャーが内外を入れ替わり、タウシャーがTEの位置に入った。
- Cマイク・フラナガンが後半途中で一時退場したのは、ヘルニアが悪化したのではなく、まだ1試合を通してプレーできる状態になかったからのようだ。シャーマンHCは、試合中に休ませなければならないことは覚悟していた、とのこと。
- LBロバート・トーマスは肩のケガを悪化させて後半途中で退場している。