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Packers 21 - 17 Titans
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年9月 3日
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
Packers (2-2) |
0 |
7 |
7 |
7 |
21 |
Titans (1-3) |
10 |
7 |
0 |
0 |
17 |
パッカーズは1stチームオフェンスのファンブルロストから簡単にタッチダウンを許して10点をリードされるが、その後は次第に落ち着き、ファーヴ、ロジャース、ノールの3人がそれぞれTDパスを成功。後半は3つのインターセプトを決めるなど控えディフェンス陣の活躍もあり、なんとか逆転勝ちを収めた。
- ケガ人。第3QにRBジョーイ・ハリスがヒザを痛めてカートで退場。気の毒だが、もともと開幕ロースター入りの可能性はなかった選手。主力級は大きなケガ人なく開幕を迎えられそうだ。
- QBブレット・ファーヴは3シリーズプレーして、4/8、49yds、1TD。最初のシリーズでサックされファンブルロスト。3番目のシリーズ途中で少し足首をひねっていったん退場したが、3プレー後に復帰してTDパス成功。そこでQBロジャースと交代した。軽い捻挫で、問題はないとのこと。
- QBロジャースは第2Q途中から第3Q途中まで出場し、9/13、92yds、1TD。2サックを浴びるなど不安定なパスプロテクションに悩まされながらも、しっかりしたクォーターバッキングぶりで結果を出した。
- QBノールはややリスキーなプレー内容だったが、LBジェンキンズのインターセプトで得たチャンスにしっかり逆転TDパスを決めた。
- オフェンシブラインはパスプロで3サックを許し、ランでは平均わずか2.6ydsで、懸念は解消されるどころか強まっている。LTクリフトン、RGウィティカー、LGウェルズがフォルススタートを犯し、ホールディングも2つ。OL陣全体が、相手DLのスタントをうまく処理できないシーンも目立っている。
- LGクレムは第1Qと第3Q、LGウェルズは第2Qと第4Qを担当。RGウィティカーは前半いっぱい、RGルーガマーは後半をプレーした。クレムはサックは許さなかったがランブロックが悪く、ホールディング1回。RGウィティカーは先週ほどひどくはないが、満足いく内容でもなく、ホールディング1回。LGウェルズとルーガマーの方がよいのではないか、という声も出てきている。
- 控えLTブラッド・ベデルは相手DEアントワン・オドムに圧倒され、QBロジャースへのサックやプレッシャーを何度も許した。
- RBグリーンは裁判関係で今週は練習できなかったため、大事を取って欠場となった。1stチームのランオフェンスは低調で、先発RBダヴェンポートは7回15ydsと抑え込まれた。
- ファーヴからのTDパスをキャッチしたWRジャヴォン・ウォーカーは、その場でヒザをついて神に祈っていた。プレシーズンにしては大げさな仕草だが、この日の午前に、ミシシッピに住む祖父母たちの無事が確認されたからだった。しかし、LBレイ・トンプソンはまだニューオーリンズに住む親族たちの安否が確認できていない。「40、50、60人もファミリーがいるのに、その誰とも連絡が取れないんだ。ただ祈り続けるしかないよ」
- 相手の1stチームオフェンスに対してはラン守備がガタガタで、毎回のように5yds以上を走られた。第2Qの途中で相手QBがヴォレックに交代すると、このクォーターだけでQBヴォレックに100ydsパッシングを許した。後半はインターセプト3つが効果的に決まったこともあり無失点。
- DTグレイディ・ジャクソンとDTクリディアス・ハントが先発出場。ジャクソンの出来はそこそこだったが、ハントの動きは精彩を欠いている。DEバジャ=ビアミラに代わってDEトゥルーラックが先発。LBディッグスに代わってLBパリス・レノンがストロングサイドで先発出場。
- CB陣はハリスとキャロル、セーフティはローマンとコリンズが先発出場。ニッケルバックはCBトーマス、ダイムバックはCBホーキンズ。
- CBキャロルは反則癖が再発。第1Q、2ndダウン16でホールディングを犯し1stダウンを与え、直後のプレーでパスインターフェア。怒ったシャーマンHCは彼をベンチに下げてしまい、CBトーマスを1stチームに入れた。キャロルは少し後で復帰したが、彼が入ったのはハリスが退いた右CBであって、左CBはトーマスのまま。この日のトーマスのプレー内容は堅実だった。もともとタイトな先発争いをしていた2人だけに、今回のことが首脳陣の判断にどう影響するか注目される。
- 第3QにはQBヴォレックのロングパスをSアール・リトルがインターセプト。第4Qには、前日に契約したばかりのLBコーリー・ジェンキンズが同じくQBヴォレックのパスをインターセプトし、32ydsのリターン。試合残り2分33秒、逆転を狙ったQBレドマンからのパスをCBマイク・ホーキンズがエンドゾーンでインターセプトし、勝利を決定付けた。
- 先週に続き、DTケニー・ピーターソンの動きがなかなかよく、開幕ロースター入りに前進。このところDTに専念しているのがよい結果を生んでいる、との指摘も。
- 前半だけで反則8回80yds(前後半で13回121yds)。うちアンネセサリーラフネスなどのパーソナルファウルが4回もあり、シャーマンHCを苛立たせている。
- Pサンダーは今回も7回45.4ydsと合格点をらくらくクリア。相手リターナーのキャッチミスが何度もあったため、ネットも40.7yds。平均ハングタイムも4.45秒と良かった。プレシーズン4試合で28回蹴って平均45.4ydsの好成績で、開幕スターターは決定。
- パントリターンはチャットマンが欠場のため、WRブラッグとWRサーマンが担当。ブラッグの1回3ydsだけで、あとはフェアキャッチやアウトオブバウンズ。
- キックオフリターンではCBクリス・ジョンソンが30ydsの好リターンを見せた。それ以外の3回は全てタッチバック。
- この日欠場したのは、FBリーチ(ヒザ)、WRマーフィ(ヒップ)、WRチャットマン(首)、TEマーティン(鼠蹊部)、DEバジャ=ビアミラ(首)、LBディッグス(ヒザ)、Sフランツ(肩)。