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Day 32: RBグリーンが出廷のため休み
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年8月31日
- ファン公開の練習は前日で終わり、これから来春のミニキャンプまでは全てファンに非公開となる。
- DTクリディアス・ハントとDTグレイディ・ジャクソンがようやくチーム練習に合流し、いきなり1stチームでプレーした。2人とも爆弾を抱えるヒザに負担をかけすぎないよう、プレー回数は控えめだったが、伸び悩む若手たちとは格が違うのは明らか。DTジャクソンは、「これまでずっとトレーナーとワークアウトをしてきたし、必要なことはしてきた。調子はすごくいいよ。本番まで1週間は必要ない」とのこと。(地元ニュース映像)
- 先発DT2人をここまで休ませたことについてシャーマンHCは、「私には他に選択肢はなかった。練習を控えさせるべき、と判断したのはドクターたちだ。となれば、準備ができるまで、体調を整えさせる他ない。私が好きでそれを選んだか?必ずしもそうではない。プレシーズン全てでプレーするに越したことはない」と説明している。
- 従順とは言えない態度をとってきたDT2人が不満分子化しているのではないか、という質問に対しシャーマンHCは、「そういったことは感じていない。私はグレイディと毎日話し合っているし、クリディアスとも機会があれば話している。あらゆるミスコミュニケーションをなくしたいからね。現時点ではそういった問題はないと思っている。もしあれば、私はとても神経質になっていただろう。現時点では、そういったことはないと考えている」と表向きは平静を保っている。可能な限りチーム内部で話し合って解決する、というのがシャーマンの基本方針なので、どちらにせよメディアに話すことはなさそうだが。
- 情報筋によると、パッカーズ首脳はDTコーリー・サイモンについて調査はしたものの、獲得に乗り出すことはないとのこと。DTサイモンのサラリー要求が高そうなこと、それに上記DT2人が復帰したことも要因と思われる。
- 4、5番手WRであるWRマーフィとWRチャットマンが不在のいま、WRアンドレ・サーマンがトップ3に次ぐ存在だ、とロスリーOCが明言した。2人が開幕に間に合わない場合は開幕ロースター入りする可能性もあり、また昨季と同じようにシーズン中にケガ人が続出した場合には緊急補強の第一候補となりそう。サーマンはいま親指を骨折しながらプレーをしているため、WRとしてはあまり活躍できないが、キックオフリターナーとしてはある程度評価されている。
- 総額$28ミリオンの7年契約を結んだTEババ・フランクスだが、実質的には4年$12.5ミリオンに過ぎない、とPress-Gazette紙が報じている。契約ボーナスは$7ミリオンではなく$6ミリオンで、来春のロースターボーナスが$1ミリオン。ベースサラリーは、今年と来年が$550,000、2007年が$1.4ミリオン、2008年が$3ミリオン、2009年と2010年が$5ミリオン、2011年が$5.5ミリオン。
- 4月に家庭内暴力事件(記事1・記事2)で逮捕されたRBアーマン・グリーンは、この日少しだけ出廷し、月曜と火曜はこの問題のため練習を休む。グリーンは軽罪の治安紊乱罪で起訴されており、有罪となると90日の収監、または$1000ドルまでの罰金、またはその両方となる。裁判を前に検察側からは司法取引のオファーが出ているが、グリーン側は慎重に検討しているとのこと。司法取引に応じて有罪を認め裁判を回避した場合、おそらく「○日間の公共奉仕と○○日間の保護観察処分と"Anger
Management"のカウンセリングを受ける」あたりで済みそうだが、問題はNFLから処分を受ける可能性があること。完全な無罪を勝ち取りたければ裁判しかない。取引を受け入れずに裁判となった場合、今週のタイタンズ戦は欠場の可能性も十分ある。
- 大型のハリケーンがルイジアナ州やミシシッピ州を襲ったため、QBブレット・ファーヴやLBレイ・トンプソンなど、家族を残してきた選手たちは心配を募らせている。ファーヴによると、自宅のあるハティスバーグは海岸線から70マイルほど内陸なので被害はさほどではないが、母たちの住む故郷キルンは被害が出ているようだ。家族には問題ないとのこと。