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Day 31: それでも先発はRGウィティカー
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年8月30日
- 日曜日の練習でも、先発ガードはLGエイドリアン・クレムとRGウィリアム・ウィティカー。ウィティカーはペイトリオッツ戦の出来が芳しくなかったが、上記のオドワイヤー解雇で先発の座はほぼ決まった形だ。この日はルーガマーも右ガードとしてプレーした。今キャンプで彼が右ガードに回るのは初めてのこと。
- RGウィティカーは、「僕は何も固めることができなかった。ずっと1stチームで使ってもらって、最初の2試合はとてもよかったけど、先週はたぶんキャリアでも最悪のゲームの一つだった。僕は自分が先発組に値することを、フィールドでコーチたちに証明しなければならない。僕をスターターだと宣言するまでには、コーチを納得させられていない。胸を張れ、ってたくさんの人に言われたよ。あの試合の後ではそれは難しかった。誰とも話をしたくなかったし、とても眠れなかった。長い夜だった」と苦い経験を振り返っている。
- オドワイヤーの解雇により、控えOL陣はLTベデル、RTバリー、C/Gウェルズ、C/Gルーガマーの4人でほぼ決まり。OL陣を10人抱える場合のみ、C/Gクリス・ホワイトが加わるだろう。
- 長らくチームから離れていたTEフランクスだが、プレーは非常に好調。ファーヴからのパスをいくつかキャッチしたあと、QBロジャースからのディープボールを見事にキャッチ。「ディープボールを獲れるかどうか、試したかったんだろうね。今日こんなにパスが来たのには驚いた」 (地元ニュース映像)
- DL陣のロースター構成がどうなるのか、悪い意味で混沌としている。ケガ人かつ不満分子のハントとジャクソンを追い出すような若手の成長がなく、今後トレードやFAによる補強も十分ありうる。ドラフト時にはDL陣の層の厚さについて自信を示していたベイツDCだが、「名前を出すことはしないが、ある程度の失望があったのは確かだ」とかなりトーンダウンしている。
- 上記のようにネイヴィーズが解雇、ディッグスは欠場中のため、この日の練習ではLBパリス・レノンが1stチームのストロングサイドに入った。4巡指名のLBブレイディ・ポピンガはまだ控えLBとしてはアテにされておらず、スペシャルチーム専用なのかもしれない。
- 解雇したLBハンニバル・ネイヴィーズについて、シャーマンHC。「彼ほどいいヤツはそうそう見つかるものじゃない。これまで、彼はいい仕事をしてくれた。難しい決断だった。もう1週長く置いておくこともできたが、他のチームでの機会を与えたかったのだ。彼はウチの"アンダー"ディフェンスよりも"オーバー"ディフェンスの方が向いている」
- LBネイヴィーズは1年契約だったため、契約ボーナスの$75,000ドルだけがサラリーキャップにヒットする。
- シャーマンHCによると、WRテレンス・マーフィ(ヒザ)は復帰まで少なくともあと2週間はかかり、開幕戦は欠場の見込みとのこと。
- ペイトリオッツ戦を休んだDT/DEコーリー・ウィリアムズが練習に復帰。指を脱臼したWRウォーカーも休まず参加している。どちらも首を痛めたWRチャットマンとDEバジャ=ビアミラは休んでいる。
- DT陣の不振に対応するためか、DTバーナード・ホルシーを呼んでワークアウトを行った。31歳のホルシーは2003年までの7シーズンに4チームで33試合に先発出場したが、昨年はトレーニング中に大腿四頭筋を断裂してプレーできず、ここまではリハビリをして過ごしていた。ロバート・ナンDTコーチは、2003年にレッドスキンズで彼を担当している。
- イーグルスのプロボウルDTコーリー・サイモンは、フランチャイズ指名に不満でサインを拒否し高額契約を求めていたが、イーグルスはこのたびフランチャイズ指名を解除、サイモンは完全フリーエージェントとなった。本人によるとすでに数チームから話が来ているとのことだが、パッカーズが獲得に乗り出すかどうか、注目される。