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Day 12: 新人CBホーキンズ好評
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年8月11日
- このところケガ人が増えていることを考慮して、火曜日は午前・午後の練習ともパッドなしとなった。
- 2巡指名のSニック・コリンズは3日続けてSマーク・ローマンとともに1stチームでプレー。どうやらこの2人がチャージャーズ戦に先発出場することになりそうだ。しかしベイツDCは、「先発争いにおいて、現時点ではフロントランナーはいない。非常に接戦で、まだ判定はできない」と慎重な姿勢を崩さない。
- 5巡指名のCBマイク・ホーキンズの評判は上がる一方で、レギュラーシーズンには6人目のDBとしてダイム守備に加わる可能性が高くなった。細かいテクニックを磨く必要はある、と言われているが、もともとボールに対するプレーは非常にセンスが良い。コーチとの居残り練習の効果もあり、それ以上にスターター陣のケガで1stチームでプレーする機会が増えたのが大きかった。「すでにかなりのところまで来ている」とディフェンスのコーチたちのトーンは上がってきた。地元記者たちは、ロースター入りどころかスターターとなる可能性を議論し始めている。それも将来でなく、今年の話だ。
- 7巡指名のOGウィリアム・ウィティカーは、この日も交代で1stチームに加わり、右ガードとしてプレーした。右ガードはヘリオンとオドワイヤーの争いだったところへウィティカーも加わった形で、ベクトルOLコーチは今週のチャージャーズ戦にはLGクレム、RGウィティカーを先発させるかもしれない、と語っている。
- 控えOT候補のモーリーとカーティンの出来がパッとしないため、OT陣の開幕ロースターは、先発LTクリフトン、先発RTタウシャー、控えLTブラッド・ベデル(ハムストリングが順調に治ればの話)、控えRTケヴィン・バリーの4人ですんなり決まりの情勢。
- 強風が吹く中、弱肩QBJ.T.オサリバンのへなちょこパスはまるで通らず。解雇を見越して、CFLからスカウトたちが見に来ているらしい。
- DEアーロン・キャンプマンはダイム守備練習で、LBのようにスタンドアップ・ポジションからのパスラッシュをしていた。時にはDEバジャ=ビアミラと同じサイドからラッシュする様子も目撃されている。
- 昨日ヒザを痛めたLBナイル・ディッグスは、内側側副靭帯(MCL)の捻挫と判明。チーム側は「少なくとも2週間」と説明しているが、それ以上かかるのは間違いなさそうだ。「6週間かかる」という見方もあり、だとすると開幕戦には間に合わないことになる。「手術が必要でなかったことはホッとしている」とシャーマンHC。
- LBディッグスのケガにより、現時点でLB陣の1stチームはMLBバーネット、SLBネイヴィーズ、WLBトンプソンの3人にほぼ固定された形。しかし、この日はトンプソンはヒザの痛みのために練習を休み、レノンが代わってウィークサイドに。
- せっかくのチャンスにもかかわらず、ドラフト指名ルーキーLBの2人、4巡のポピンガ(ハムストリング)と7巡のキャンベル(ヒザ)はまだ練習に復帰できていない。
- ハムストリングを痛めていたWRジャヴォン・ウォーカーが練習に復帰。「契約のトラブルはもう終ったことだ。いま僕はフィールドに出ている。まだ問題が続いているなら、練習には参加していないだろう。今はもう何の問題もない。脳裏をよぎることさえないよ。全ては理由があって起きるのだと僕は信じているし、フィールドに出て今年も素晴らしいシーズンにしたいと願っている」
- いっぽうQBブレット・ファーヴはここまでのウォーカーの出来について、「ジャヴォンは昨年や一昨年と同じような感じだね。彼はいつもスロースターターだ。(金曜日のスクリメージでパスインターフェアを取られたプレーでは)あんなのは彼なら目をつぶってたって決められるプレーだ。ああいったプレーをしっかり決めるために、体を作っておかなきゃならない」とけっこう辛口。