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Packers Family Night !
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年8月 7日
毎年恒例の"Packers Family Night"がランボーフィールドで開催された。今回は初めて他チームを招いての合同スクリメージということもあり、これまでで最高の62,492人のファンが集まった。写真はこちら。
- パッカーズは特にオフェンスが不調で、いいところがなかった。1stチーム同士でのライブ・タックリングの部分では、パッカーズオフェンスは18プレーでわずか18yds、1stダウン3回。ビルズオフェンスは18プレーで4回82yds、1stダウン4回。
- 控え同士の対戦ではさらにパッカーズ側の出来が悪く、パッカーズオフェンスは18プレーでわずか9yds、1stダウン2回。ビルズは18プレーで186yds、2TD。
- 昨日はかなり高評価だったQBロジャースだが、この日は散々な出来。昨日と違ってブリッツを多用してきたビルズ守備にオフェンスラインが対応できず、ロジャースだけで3サックを許した(ファーヴは1サック)。ただしレフリーはQBへのコンタクトの前に笛を吹くので、実際にはQBがかわせていたプレーもあったかもしれない。「パスプロテクションが良くなかった。あれではクォーターバックを評価するのは難しい」とシャーマンHC。
- ガード陣はオドワイヤーが欠場のため、右ガードにヘリオン、左ガードにはルーガマーが1stチーム。クレムはルーガマーと交互に1stチームに入っている。
- RBグリーンは先日背中を痛めて休んだためか、キャリー数はわずか3回。11yds。
- DTハントがヒザと肩のケガのため大事をとって欠場し、DT陣はコーリー・ウィリアムズとコリン・コールが1stチームに入った。とするとノーズタックルではジェームズ・リーよりもコールが上ということになる。RBマゲイヒーをロスタックルするなど、なかなか頑張っていたようだ。
- セーフティでは、アーテュロ・フリーマンとマーク・ローマンが1stチーム。
- CBハリスとCBトーマスが欠場のため、CBホーキンズ(左)とCBキャロル(右)が1stチーム。ホーキンズはルーキーの中で唯一、3シリーズとも1stチームに入り、25プレーで1回もパス成功を許さない頑張りを見せた。「勇気付けられるのは、彼はウチのスピード・レシーバーたちと対戦し、バッファローのスピード・レシーバーたちとも対戦して、ディープへのパスでやられていないことだ。彼は(大学での経験が乏しいにもかかわらず)プロフットボールのゲームに威圧されていない。ここまでのところ、彼は素晴らしいスタートを切っている」とベイツDC。
- パッカーズディフェンスが頑張りを見せたのは、ゴールライン前。3yds地点での1stダウン、という設定で、RBマゲイヒーのランを3回連続で止め、タッチダウンを許さなかった。
- パッカーズのゴールライン・オフェンス練習では、今回1stチームでプレーしているTEベン・スティールが、QBファーヴからのTDパスを2本キャッチ。最初のパスはダイビングキャッチ、2つ目はワイドオープンだった。「今はすごくいい流れに乗れていると思う。フィールドで自信が持てている。1stチームでプレーする経験は他で得られるものじゃないから、僕にとってはすごく大きい」
- WRチャットマンが34ydsのパントリターンを見せた。
- Kロングウェルは33ydsのFGを全て成功。そのうち2つはPサンダーがホルダーを務め、3つめはQBノールが務めた。「現時点ではサンダーがベストだと僕は思う」とロングウェル。
- Pサンダーの出来は可もなし不可もなし。2本のうち1本目は42yds。2本目は敵陣45ydsからの敵陣レッドゾーンに落としたがハングタイムがなさすぎて10ydsもリターンされてしまった。
- 選手たちが、この日のスクリメージで着たばかりのジャージをプレゼントする"Shirt Off Our Back"イベント。およそ20人の選手が、スタンドのファンに抽選でジャージをプレゼントした。
- イベント終了後には花火がグリーンベイの夜空を彩った(写真)。
- ケガで途中退場したのはRBダヴェンポート(足首)とWRクレイグ・ブラッグ(ヒザ)。ケガの程度は不明。
- 金曜朝の合同練習を終えたところで、ビルズのトム・ドナホーGMが、「来年はぜひこちらに来てほしい」とパッカーズ側に申し入れた。パッカーズが他チームのキャンプを訪問したのは、1980年代のバート・スターHC時代に同じくバッファローを訪問したのが最後となっている。