グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2005年8月 4日

QBファーヴの記者会見から

今年のQBブレット・ファーヴは、ミニキャンプ出席を免除された代わりに自宅でのトレーニングで十分に体を絞り、1999年以来最も軽い217ポンドでキャンプに参加している。火曜日、今キャンプ最初の記者会見を行った彼は、特に自分のフィジカル面について注目に値する発言をした。

「外側から見ただけでは気が付かないかもしれない。1試合に5プレーか6プレーのことだからね。自分にもう少しスタミナがあれば、もう少しクイックに動ければ、と思うことがあった。認めたくはないが、他の人々と同じように、僕にも年齢の影響が出てきている。しかしこの商売では、可能な限り、遅くなることは避けなければならない。一歩たりとも」

「この数年自分で感じていたことだけど、僕はワークアウトはしていたが、最大限の努力をしていたとは言えない。22歳の頃なら、それでも問題なく切り抜けることができたけどね。今年はこのように頑張ったことで、体調はすごくいい。ただし、何がどうなるという保証はないよ。体調が良かろうが悪かろうが、4000yds、30TDを挙げるのは大変なことだからね。でも今は、このチームに自分の全てを捧げていると言える」

昨季のプレーオフ敗退の直後、ダレル・ベヴェルQBコーチに、オフシーズンに頑張ればもっと向上できるはずだと言われ、彼自身もその通りだと思ったのだという。「この2、3年というもの、僕は自分をごまかしているように感じていた。フィジカル的にもメンタル的にも最高の状態を保つべき、という点で、それはチームメイトをだますことにもつながってしまう。僕はいつも、体調不十分でキャンプに来る仲間を見るたびに腹を立てていたけど、自分がその1人になってしまってるような感じだった」

「ちゃんと準備をしていいプレーができたと思ったときでさえ、そして1試合も休まずチームに貢献できた時でさえ、もっとできたはずなのに、という気持ちが自分の心のどこかにあった。どのプレーがそう、と特定することは自分でもできないけれど、僕には分かっていた。だから、もし現役続行すると決めたなら、何かトレーニングをしたい、とダレルにあの時言っておいたんだ。自宅で自分1人ではできないから、誰か専門家を雇おう、とね」

こうして今年の4月から彼は、アリゾナ州テンピにあるAthletes' Performance社からトレーナーのケン・クローナーを派遣してもらい、体幹部の強化に重点を置いたトレーニングを始めた。(5月の記事参照

残り少ない現役生活を、悔いの残らないように過ごしたい、という気持ちが今のファーヴには強い。「このワークアウト・プログラムをこなしたことで良かったことの一つは、『(体調さえ万全なら)今はもっといいプレーができたはずなのに』と後悔しないで済むことだね。もっとこうしていたら?とシーズンの終わりに自問自答せずに済む。今年はたくさんの時間と努力を費やして、できる限りの体作りをしてきた、と自分でわかっているから」

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