グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年7月29日
- 今回は、およそ3000人もの株主が会場に入りきれなかった。しかし彼らにも、総会後のオマケとなるランボーフィールド見学や無料の食事は提供された。
- 株主総会とその後の練習見学の写真はこちら。
- テッド・トンプソン新GMの質疑応答では、WRウォーカーの処遇に質問が集中した。株主たちからのメッセージはただ一つ、「ウォーカーの要求に屈するな!」だった。あまりの激しさに、トンプソンGMの側が「プロスポーツではこういった事は起きるもの。彼は決して悪い人間ではなく、いいヤツなのです。彼には長くこのチームにいてほしい」とウォーカーの立場を擁護する一幕もあった。
- トンプソンGMからの各ポジションの現状報告。 「クォーターバックのポジションには、ブレット・ファーヴがいます」と言ったところで、スタンディングオベーションが起きた。
- 各ポジションの現状報告の中で注目されたのは、LB陣について。キャンプ開始の時点で、ディッグスがストロングサイドのスターターであり、ウィークサイドでは新加入のレイ・トンプソンとネイヴィーズが先発を争う、とのこと。確定ではないにせよ、過去2年間ストロングサイドで先発してきたネイヴィーズがウィークサイドに移ることになった。
- 初の株主総会を終えたトンプソンGM。「シアトルでの5年間、私はポール・アレン(マイクロソフトの共同設立者)の下で働いてきた。彼のような成功者の下でやっていくのはかなりの重圧だった。しかし今日のようなボス(市民株主)たちの前に立つのは初めての経験だ」
- 新会計担当のラリー・ウェイアーズからは、増収増益の会計報告(6月の記事参照)。
- マーケティング委員会からは、直営プロショップが24.1%との売り上げ増加の報告。米プロスポーツ球団では最高の売り上げとのこと。
- ボブ・ハーラン社長からは、NFLの新労使協約の交渉について。「われわれNFLには素晴らしいシステムがあり、これを守るために闘っていかなければならない」
- 壇上での報告や質疑応答が終ると、球団首脳に株主たちがじかに歩み寄っての質問・陳情セッションとなった。(ハーラン社長・ジョーンズ副社長・トンプソンGM)
- レシュ・センターでの総会が終ると、全員でぞろぞろ歩いてランボーフィールドに移動し、キャンプ2日目(若手のみ)の練習見学となった(かなりのスタンドを埋めた様子の写真)。