グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2005年6月16日

WRケルヴィン・カイトら3選手を解雇

パッカーズは、NFLヨーロッパ派遣を終了したばかりの、WRケルヴィン・カイトLBショーン・モーガンDTダグ・シムズの3選手を解雇した。NFLヨーロッパ派遣選手は、開幕直前の最終ロースターカット期日までは、80人枠の例外扱いとしてロースターに残すことを許されているが、彼ら3人は「トレーニングキャンプに参加する必要なし」と早々と宣告されてしまったことになる。

WRケルヴィン・カイトは昨季の多くをパッカーズのプラクティス・スクワッドで過ごし、ケガでWR陣が手薄となった第6週ライオンズ戦にはロースターに昇格し、NFL初出場(キャッチなし)を果たした。今春はフランクフルト・ギャラクシーに所属したが、ケガのためにインジャリー・リザーブのままシーズンを終えている。LBショーン・モーガンはハンブルグ・シーデビルズに所属して35タックル・1サックを記録。DTダグ・シムズはライン・ファイアに所属して5タックルに終っている。

現在、13名のNFLヨーロッパ帰りの選手がロースターに残っているが、ケガで満足にプレーできなかった者も多く、今夏のトレーニングキャンプで勝ち残って最終ロースター入りの可能性がありそうなのは、Pサンダーぐらいか。昨年はDT/DEカレン・ジェンキンズ、2002年にはLBパリス・レノンが、ドラフト外入団からNFLヨーロッパ派遣を経てパッカーズのロースター入りを果たしたが、今年はドラフト指名ルーキーが11人もいることが、不利に働くかもしれない。

カテゴリ : Contract/Personnel