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Minicamp - Day 2: ホルダーはどうする
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年6月 4日
- ミニキャンプ2日目、ブレット・ファーヴが練習フィールドを訪問してチームメイトを驚かせた。例によってTシャツと短パン、ベースボールキャップの姿だ。QBアーロン・ロジャースは憧れのファーヴとようやく初対面を果たした。
- チームメイトたちが「(ハードトレーニングの効果あって)スリムになった」とファーヴを賞賛する中、ロスリーOCはファーヴのシャツを素早くめくり上げてぜい肉を見つけ、「いや、『引き締まった』と言われるにはもうちょっと頑張らんとダメだな」
- ファーヴの欠席で最も恩恵を蒙っているのが若手QBたち。今回のミニキャンプでもQBクレイグ・ノールが1stチームを率いているが、出来は全般的に良いようだ。ロースター枠をめぐってオサリバンと争っているが、「僕らにとっては、とことん戦える良い機会だ。今たくさんプレーさせて貰えるのはありがたいよ。トレーニングキャンプが始まったら、ブレットがメインになるからね」
- CBアマド・キャロルは、昨年はホールディングやパスインターフェアなど反則の山を築いた。この日もWRドライバーをホールディング。するとジム・ベイツDCは、「誰かホールディングしないヤツを入れろ!」とアシスタントコーチに怒鳴り、キャロルを下げてしまった。数プレー後に復帰。
- ミニキャンプ初日はLGクレム、RGオドワイヤーが1stチームだったが、2日目はLGルーガマー、RGヘリオンが1stチームでプレーした。
- 控え左タックルのブラッド・ベデルは、昨年はほとんど試合当日の45人ロースターには登録されなかったが、今オフの成長で首脳陣の信頼は大幅アップしている。試合中にLTクリフトンが負傷欠場した場合、Cフラナガン(2002年に経験あり)を左タックルに入れる手もあるが、ベクトルOLコーチは、「ブラッド・ベデルだな。彼はものすごく進歩したよ。彼の現状には非常に満足してる」
- Kライアン・ロングウェルにとって、新ホルダーの問題は頭が痛い。QBアーロン・ロジャースとQBクレイグ・ノールがホルダー練習に取り組んでいるが、この日の35ydsからのキックは3分の1が失敗に終った。「クレイグは以前よりはだいぶ良くなった。だけど、必ずきちんとやってくれると確信して試合に投入できる選手は、今はいない。最初のミニキャンプの時はジョークも言っていられたけど、これは2回目のミニキャンプだし、真面目な話だよ」とロングウェル。昨年素晴らしいホールドを見せたPブライアン・バーカーにまだ未練があるようで、「彼とはEメールなどで連絡は取ってるんだ。彼なら、開幕直前に契約しても、僕は全面的に信頼して試合に臨めるよ」
- Cマイク・フラナガンは5月21日に結婚し、式にはパッカーズの新旧の選手多数が出席した。彼はヒザの手術のため昨季のほとんどを棒に振ったが、4月のミニキャンプに続き、今回も元気にフル参加している。さらにキツくなるトレーニングキャンプでは、午前・午後とも練習がある日は、半日だけにして負担を減らす予定。
- 昨日のケガで休んでいるDE/DTコーリー・ウィリアムズ。昨年はDEとDTのかけもちだったが、今オフはハントの不在もあって主にDTをプレーしている。「たいていのOL選手に対して僕のクイックネスを活かせるから、自分のためにもなると思う。インサイドに移れて喜んでるんだ。アウトサイドよりインサイドの方がしっくり来る。アウトサイドも楽しかったよ。あれもよかった。でも、インサイドの方が自分のポジションという感じがする」
- 昨季で4年連続のプロボウル選出となったRBアーマン・グリーンが、ブロッキングに感謝して、OL陣およびFBとTEにロレックスの時計をプレゼントした。