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Minicamp - Day 1: DTハント無断欠席
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年6月 3日
- WRウォーカー、QBファーヴ、TEフランクス(未契約のため)の欠席は予想通りだが、DTクリディアス・ハントが無断欠席したことに初日の注目が集まった。「参加が義務付けではないけれどね。彼は出席すると我々は思っていた。するべきなのだ。失望した、という表現ではたぶん控えめすぎるだろう」とシャーマンHC。ハントは昨年も6月のミニキャンプの前半をサボり、合流する時には謝罪のコメントをしている。今年は解雇の可能性も取り沙汰されている状態であり、これで危険領域にさらに一歩踏み込んだと言えそうだ。
- ハントの無断欠席について、「彼は来ていないのだし、参加している選手について話そうじゃないか」とジム・ベイツDC。DEバジャ=ビアミラは、「確かに自由参加だけど、僕はここに来る必要がある。新しいコーディネーターだし、学ばなきゃならないことがたくさんあるからね」
- ハント不在のディフェンシブラインについてマイク・シャーマンHCは、「以前と比べて層が厚くなっているし、誰か一人欠けてもさほど困らなくなっているのは確かだ。我々は、プレーしたい選手、仕事をしたい選手とともに前に進みたい」
- シャーマンHCがQBファーヴを欠席させたことについて、CBアル・ハリス。「僕たちはブレットに、フレッシュな気持ちでシーズンを迎えてほしいんだ。ただでさえフットボールはダメージを蓄積させるものなのに、彼は15年目を迎えようとしている。ミニキャンプを休んだぐらいで彼が何かを失うことはないし、逆にすごく彼のためになると僕は思うね」
- LTチャド・クリフトンはヒザの手術のため4月のミニキャンプを休んだが、今回はフル参加している。
- ハントに代わるスターター候補として評価を上げている2年目のDE/DTコーリー・ウィリアムズだったが、練習中にヒップを痛めて退場。カートでの退場のため心配されたが深刻なものではなく、順調なら来週にも復帰できるかもしれないとのこと。
- 5巡指名のCBマイク・ホーキンズは、先月の練習中にヒザの半月板を痛め、関節鏡手術を受けた。来月末のトレーニングキャンプ開始には間に合う見込み。6巡指名のWRクレイグ・ブラッグもハムストリングを痛めて初日の練習を休んだが、こちらは近いうちに復帰できそう。
- DTジェームズ・リーはヒザを痛めていて休み。CBクリス・ジョンソンはすねの骨折から復帰途上。CBジェイソン・ホートンもサルコイドーシスという病気(レジー・ホワイト急死の遠因にもなった)からの回復途上。
- DTグレイディ・ジャクソンは、個人的事情のため首脳陣の許可を取って欠席している。ヒザの関節鏡手術からの回復途上なので、出席してもおそらくまだチーム練習は無理。今週中には合流の予定だ。
- 解雇されてFAとなっているLBボウルウェア(元BAL)やCBマクォーターズ(元CHI)について、プロ人事部長のレジー・マッケンジーは興味を示しつつも慎重な姿勢を崩さない。代理人と連絡は取っているが、よほど条件(値段)が良くない限り手を出すことはなさそう。
- 契約最終年を迎えるRBナジェ・ダヴェンポートが代理人をドリュー・ローゼンハウスに代えたことが注目されているが、本人はWRジャヴォン・ウォーカーのようなホールドアウトは考えていないとのこと。「ドリューからは、ホールドアウトは特別な場合だ、と聞かされている。武器があるかによるんだよ。ジャヴォンは(プロボウルWRという)武器があるけど、僕は2番手テイルバックだ」と語っている。契約延長を希望してはいるが、今はたぶん無理だと彼も納得している。「もちろん、契約延長は欲しいよ。でも、(自分のような控え選手に)誰がくれる? 僕はフィールドに出て、プレーしなきゃならない。そこで見せる自分のプレーしだいだ」
- パッカーズは、夏のトレーニングキャンプを訪問するファンのため PackersTrainingCamp.com を立ち上げた。夏の休暇をグリーンベイで家族ぐるみで楽しむための情報が盛りだくさんとなっている。