過去の記事 |
2005年 >
01月 >
Notebook: フランクリンDLコーチが退団
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年1月15日
- 5年間にわたってDLコーチを務めてきたジェスロ・フランクリンが、パッカーズを退団してサザン・カリフォルニア大のDLコーチとなる模様だ。39歳と若いフランクリンは、パッカーズに来る前は、母校フレズノ州立大とUCLAでコーチをしており、里帰りということになる。昨年あたりから、DL陣のふがいないプレー内容のため彼への外部からの批判も強くなっていた。ディフェンスのコーチ陣の大幅な入れ替えが噂されているが、解雇されることを見込んで先に動いたのかもしれない。
- 新GMはテッド・トンプソンで決まり、という雰囲気はますます強くなるばかり。「すでにボブ・ハーラン社長は彼にGM職をオファーしており、おそらくトンプソンは受諾するだろう」と複数の情報筋が語った、とPress-Gazette紙は書いている。
- トンプソンをGMに、という動きはNFL関係者の間で、かなり好意的に受け止められている。トンプソンのこれまでの仕事の評価は高く、能力面を不安視する声は聞かれない。しかも彼とシャーマンHCはどちらもエゴが非常に少なく、縄張りや自分の手柄など気にするタイプではない。協調して仕事をしていくには理想的なのではないか、という声が多い。さらに、トンプソンはドラフトの準備のためシーズン中から精力的に大学選手を見て回っており、その知識だけでも有益だ。
- トンプソンが乗り気になった場合、シーホークスが彼を引き留めるには、GMなどに昇進させるのが手っ取り早い方法。しかしシーホークス内ではホルムグレンHCとボブ・ウィットシット球団社長の強い対立があると言われ、仮にホルムグレンが右腕のトンプソンを昇進させたくても難しいだろう、と見られている。
- 誰がGMとして就任するにせよ、来季いっぱいで切れるシャーマンHCの契約を延長するのかしないのかが、1つの課題。これまでシャーマンHC/GMと極めて良好な関係を築いてきたボブ・ハーラン社長が、着任したばかりの新GMにシャーマンHCの任免権まで完全に与えるのかどうか。
- ボブ・スロウィックDCが解任された場合、元ドルフィンズのジム・ベイツDCが有力候補の1人となる、とPress-Gazette紙。ベイツDCはドルフィンズでの過去5年間でディフェンス10位から落ちたことは一度もなく、手腕はリーグ中で高く評価されている。ウォンステッドHCが辞任したあとは暫定ヘッドコーチを務め、1勝8敗だったチームを3勝4敗させた。ニック・セイバン新HCの元でもDCを続けさせてほしいという声も多かったが、セイバンは受け入れず、ベイツは現在フリーエージェント。最近ブラウンズのヘッドコーチ職の面接を受けたが、それは望み薄と見られている。