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Packers - Rams Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年12月 1日
- マイク・シャーマンHC。「選手たちにも言ったことだが、6連勝しようが7連勝しようが、それで賞がもらえるわけじゃない。仕事は最後までやり遂げなければ」。 QBファーヴについては、「彼の200試合目の先発出場を、132勝目でかざってやることができて、なおさら気分がいい」
- QBブレット・ファーヴ。「今日見せたようなプレーが続けられれば、ウチにもチャンスはあるだろう。1勝4敗だった時、たくさんの人がウチを見放したのは知っている。僕だって疑問を持ったぐらいだ」
- QBブレット・ファーヴ。「フットボールをプレーするのがいかに難しいことか、僕はよく知ってる。フィジカルで、暴力的なゲームだ。それに精神的にも多くのものを要求される。そんな中で自分が長い間プレーできたこと、そしてパッカーズについて言えば、1つのポジションについてだけはチームが心配せずにすむこと、それが僕にとって何よりの誇りだ」
- 試合開始前、大スコアボードには、彼の200試合連続先発を称える、ジョン・エルウェイやカル・リプケンたちからのビデオメッセージが映し出された。「あのイントロダクションの後では、いいプレーをしなきゃとすごくプレッシャーがかかった。あんなプレッシャーは必要なかったのに」とブレット・ファーヴ。しかし周囲の選手によると、この夜のファーヴも普段と全く変わりなかったようだ。「彼はいつもどおりのブレットだった。(全国のメディアから賞賛されて)世界の頂点にいるようなものなのに、どうしてあんなふうでいられるんだろう」とFBルーチー。
- TEババ・フランクス。「ウチのオフェンスにはすごく多くの武器が揃ってる。今は、さらに上のレベルにオフェンスを押し上げようとしているところだ。僕たちが自分の仕事をしっかりしていれば、ブレットにプレッシャーをかけることもないだろう。彼は彼の仕事をし、僕らは僕らの仕事をすればね」
- RBナジェ・ダヴェンポート。「僕はパズルの1ピースに過ぎない。できれば、最後にはチーム全体で大きなものを作り上げたいね。僕はただ丁寧に、ハードに走っただけだよ」
- FBウィリアム・ヘンダーソン。 「ナジェ(ダヴェンポート)は、苦境にあるチームを助けるという使命に、ものすごく気合が入っていた」 「これがこのチームなんだ。1人が倒れれば、誰か他のヤツが引き継いで頑張る。今夜はナジェの素晴らしいパフォーマンスだった。僕たちは彼を非常に信頼している。彼の能力がどれほどのものか、僕たちは知っていたことだが、今夜はみんなもよく分かったことだろう」
- ディフェンスのビッグプレーが足りないことは、連勝中の最近であっても批判の的になってきた部分だ。「僕らはテイクアウェーを奪おうとずっと取り組んできたし、試合でそれが起きるのは、あとは時間の問題だと思っていた」とFSシャーパー。
- ルーキーのCBアマド・キャロルにとっては、キャリア初のタッチダウン、さらに第3Qには初のインターセプトも決めている。最初のファンブルリカバーTDについて、「あれはウチのチームにとって、このゲーム最大のプレーだった。あれが試合の流れを決定付けたんだ。ウチのディフェンスには、心配になることもある。でも彼らはいつもビッププレーで取り戻してくれる。アマド・キャロルの仕事を見てみるといい。彼にとって素晴らしいゲームだった」とてQBファーヴは称えている。
- そのボールをWRブルースの腕から叩きだしたCBジョーイ・トーマスは、「ただ掻き出しただけだよ。相手がキャッチして、僕はボールに手をかけようとした。幸運にも手がボールにかかって、彼がこぼしたんだ。試合の始めとしては素晴らしかった。ディフェンスがタッチダウンを決めるのは、最高のことなんだ。それが1試合に2回もあったのは信じられないぐらいだ」
- QBバルジャーに400yds以上を許したことは、さほど気にならないとCBアル・ハリスは言う。「その質問はしないでくれ。今夜大事な数字は45-17だ。ルーキーたちが今日は素晴らしい仕事をした。アマドはインターセプトにファンブルリカバーTD。でかい試合だった」
- DTグレイディ・ジャクソンは、普段はパスシチュエーションではサイドラインに下がるが、この日はダイム隊形でもインサイドからラッシュした。
- ラムズの強力パスオフェンスに対応するためか、この日のパッカーズ守備は、4DBのベースディフェンスでありながら3CB・1Sの変則隊形を数プレー織り混ぜた。SSローマンが下がってCBトーマスが入った。
- パッカーズ史上、相手QBに400yds以上を許したのはこれが4回目。QBバルジャーの448ydsは、1998年のQBカニンガム(MIN)を上回ってパッカーズ史上最高、というか最悪の数字。あと2人の400ydsパサーはジョー・モンタナとトレント・グリーン。
- スペシャルチームでのビッグプレーは、第3QにラムズのフェイクFGをしっかり潰したこと。CBアル・ハリスはフェイクを警戒してラッシュせず、Kウィルキンズがホルダーからピッチを受けた瞬間に飛び出し、SSローマンらとともに-5ydsのロスタックル。まだ11点差だったこのドライブでTDを許していたら、試合はまだまだわからなかった。
- FBルーチーは肩のケガを押しての出場だったため、ほとんどはFBウィリアム・ヘンダーソンがプレーしていたようだ。彼は全盛期と変わらないナイスブロックを繰り出して、ダヴェンポートやフィッシャーのロングゲインを助けた。
- 新加入のRBジェームズ・ジャクソンは、フィールドに入った最初のプレーでフォルススタートを犯し、すぐにRBフィッシャーと交代した。
- 開幕直前にトレードでチーフスからやってきたDEトゥルーラックは、ここまでやや期待はずれの成績だったが、ようやく初サックを挙げ、他にもQBにプレッシャーをかける場面があった。
- 元パッカーズのSアントワン・エドワーズは、11月11日にドルフィンズを突如解雇され、すぐにラムズへ。2試合をケガのために欠場し、今回がラムズでの初出場だった。TEフランクスへの29ydsパス成功は、彼がカバーをしくじってくれたおかげ。
- QBファーヴはパスプレー111回連続でサックを受けていない。
- マイク・シャーマンHCは、マンデーナイト通算9勝3敗。
- 元パッカーズのDTギルバート・ブラウンがサイドラインから応援。ウォームアップ中にはディフェンス選手を集めてペップトークをしたようだ。
- ボストン・レッドソックスのスラッガー、デヴィッド・オーティス(.301、41HR、139RBI)もサイドラインで観戦。シャーマンHCが熱烈なレッドソックスファンのためかもしれない。
- この試合のハイライト映像はこちら。(56k | 300k)
- 試合後のロッカールームの様子はこちら。(56k | 300k) ゲームボールは200試合連続先発のファーヴに。
- ファーヴの記者会見の様子はこちら。(56k | 300k)