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Notebook: SSローマンの不満
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年11月20日
- 開幕から先発SSを務めているマーク・ローマンだが、ヴァイキングス戦ではダイム隊形(1LB・6DB)ではサイドラインに下げられていた。先発のCBハリス、CBキャロル、Sジューに加え、Sシャーパー、CBトーマス、S/CBホーソーンがプレーしたのだ。また4DBのベースディフェンスでも、彼を下げてCBを3人投入することが何度かあった。当然のことながらローマン本人は不満な様子で、「理由がわからない。自分はいいプレーをしてると思ってるしね。僕は何も聞かされてない」と語っている。ショッテンハイマーDBコーチによると、最大の理由はCBトーマスやSジューの成長であり、ローマンの出来とはなんら関係がない、とのこと。スロウィックDCは、「ウチには非常に才能豊富で経験の足りないCBたちがおり、彼らは1on1のカバーにおいてはセーフティよりも少し優っている」と説明している。しかし現状ではそのルーキーCBたちミスで、毎試合のようにビッグプレーを許しているのを考えると、少し無理をしてでも、使いながら育てる方針なのかもしれない。
- 主力WRトリオにとっては、今週は里帰りゲームだ。WRドナルド・ドライバーとWRロバート・ファーガソンはヒューストンで生まれ育った。WRジャヴォン・ウォーカーもその近郊で生まれ、少年時代の一部をヒューストンで過ごしている。3人は家族・親戚・友人たちを試合に招こうと必死でチケットをかき集めているが、目標数にはとても届いていないらしい。「誰が一番集めるか、バトルが続いてるんだ。僕は42から50枚要るんだけど、まだ27枚足りない。日曜までにどうなるか」とドライバー。ファーガソンやウォーカーも20から25枚ほどチームメイトから集めたようだ。ドライバーが最優先で確保したのは、母フェイ、83歳の祖母ベティ、85歳の祖父ジョージの席だ。「この3人には、チームのベンチのすぐ後ろの席から応援してもらいたかったんだ。もしタッチダウンを決めたら、そのボールを渡しに行けるようにね。旅行のできないおばあちゃんに、初めて僕の試合を目の前で見てもらえる!」
- ヒザの打撲のために水曜日の練習を休んだRBアーマン・グリーンだが、木曜日の練習には復帰。RBナジェ・ダヴェンポート(ハムストリング)も水曜日に引き続き練習に参加できている。
- 木曜日の練習を休んだのは、体調を崩したDTグレイディ・ジャクソン(ヒザを休めるためでもある)と、FSダレン・シャーパー(ヒザ)、TEデヴィッド・マーティン(ヒザ)の3人。
- TEマーティンが欠場の場合、TEベン・スティールが2番手TEとして出場の予定。
- QBファーヴの母ボニータが、新刊本のプロモーションのため、息子に代わってウィスコンシン各地でサイン会を催している。水曜日の記者会見で「ちょっと調子に乗りすぎじゃないか」と心配していた息子ブレットだが、木曜日になって母ボニータは体調を崩し(食あたりのようだ)、州都マディソンの病院に一時入院。すぐに退院して今は落ち着いており、しばらくしたらツアー再開の予定とのこと。