グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2004年11月 7日

2004年シーズン前半 スタッツ集

2004年レギュラーシーズン前半のパッカーズのスタッツをまとめてみました。昨季スタッツと比べてみると、変化がわかるはず。なお、順位をグレーにしてあるのは、現時点でパッカーズは8試合消化しているが、まだ7試合のチームもあり、回数ベースで順位を付けるのは本当は不公平であるため。

オフェンス
Total 得点 ラン ラン(1回) ランTD パス パス% パスTD INT サック 3Down%
394.4 25.8 119.9 4.3 7回 274.5 64.0% 17回 11回 5回 50.9%
4位 6位 13位 12位 10位 4位 11位 3位 29位 2位 2位

昨季は中盤にQBファーヴの親指骨折があったせいで、ランに重点を置いた試合運びを強いられましたが、今年はホルムグレン時代と同じようなバランスに戻っています。先に失点するためにガンガン投げざるをえない試合がいくつもあったことも影響していそうですが、シャーマンHCの方針としてはもう少しランを出したいところでしょう。昨季はランの平均5.0ydsと素晴らしい数字を残しましたが、昨季終盤あたりから得意のパワーランが相手に研究されてきたことや、今季はRBグリーンの体調が今ひとつ、ということもあるのかもしれません。インターセプト数はいただけませんが、被サック5回は素晴らしいのひとこと。3rdダウン成功率の高さはちょっと出来すぎの気もしますが、3人の主力WR陣の成長が大きいのではないでしょうか。

ディフェンス
Total 失点 ラン ラン(1回) ランTD パス パス% パスTD INT サック 3Down%
334.8 23.2 116.1 4.6 7回 218.6 61.6% 16回 6回 14回 29.4%
17位 24位 20位 24位 21位 18位 16位 31位T 19位T 23位T 4位

昨季はヤーデージの割に失点が少なかったのですが、今季は逆。相手の3rdダウン成功率を29.4%に抑えていながら失点が24位というのは、勝負弱いということなのでしょうか。ビシッと止めるドライブとあっさりTDを許すドライブが分かれているのかも。"bend, not break"というタイプとは対照的で、ブリッツ主体のアグレッシブなディフェンスの悪い面が出ているように思います。DTグレイディ・ジャクソンが復帰してきたことでラン守備は少しずつ良くなりそう。パスTDが31位というところをなんとかするには、若いCB陣の成長が不可欠でしょう。

ターンオーバー
Takeaways Giveaways DIFF
Total Int Fum Total Int Fum  
8 6 2 18 11 7 -10
24位 19位T 28位T 30位 29位T 22位T 29位

今季苦戦の原因がここに現れています。オフェンス陣が18個もターンオーバーを犯し、弱いディフェンスを助けるどころか足を引っ張ってしまっています。ディフェンス陣も、あれだけ"アグレッシブ"を合言葉にしていながら、8つしか奪えないのは期待はずれ。

スペシャルチーム
Kickoff Punt Kickoff Ret Punt Ret Field Goals
Avg. Coverage Avg. Coverage Net     成功率 回数
60.3 20.7 39.9 8.7 36.3 21.9 8.1 83.3% 10回
24位 15位 30位 20位 25位 11位 16位 16位 14位T

パントが飛ばないのは、大ベテランのPバーカーに任せた時点で予想できたこと。キックオフリターンのカバレッジは試合毎に出来不出来が激しい。キックオフリターンは、RBダヴェンポートが長く欠場した割にはよくやっています。パントリターンもチャットマンが昨季より少しだけ良くなっています。

カテゴリ : Football