グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2004年1月 2日

2003年 レギュラーシーズン スタッツ

2003年レギュラーシーズンのパッカーズのスタッツをまとめてみました。第8週のバイウィークの時点での数字と比べて見ると、変化がわかるはず。

オフェンス
Total 得点 ラン ラン(1回) ランTD Fum.Los パス パス% パスTD INT サック 3Down%
362.4 27.6 159.9 5.0 18回 11回 202.5 65.5% 32回 21回 19回 41.1%
4位 4位 3位 2位 5位 12位 16位 2位 1位 28位 3位 4位

パッカーズは例年、パス攻撃が10位以内、ラン攻撃が15位前後というチームでしたが、今年は完全に逆転。素晴らしいラン攻撃がチームを引っ張りました。ファーヴのパス成功率65.5%はキャリア最高、それに3rdダウン成功率の高さは、彼の力がまだまだ衰えていないことを示しているのではないでしょうか。また、ファーヴのインターセプトはシーズンを通じて多かったのに対し、RBグリーンのファンブル問題はシーズン後半大幅に改善。バイウィーク時には24位だったファンブルロスト数が12位にまでアップしたのが、ターンオーバーレシオの改善に大きく貢献しています。なお、ファーヴのファンブルロスト5回はキャリア最少。

ディフェンス
Total 失点 ラン ラン(1回) ランTD Fum.Rec パス パス% パスTD INT サック 3Down%
318.89 19.2 106.3 4.1 10回 21回 212.5 55.3% 18回 21回 34回 37.3%
17位 11位 10位 16位 6位T 24位 23位 5位 9位T 8位T 19位T 14位

バイウィーク時には19位だったラン守備が10位に、28位だったパス守備は23位にアップ。相手の3rdダウン成功率も28位から14位にアップ。ディフェンスの安定が後半のチームの好調さに結びついたのは間違いありません。ただし、シーズン前半にはSEA・KC・STLと攻撃力のあるチームとの対戦が多かったのに対し、後半はオフェンス不調のチームとの対戦が多かったことも無視できません。また、失点が22位から11位にアップしたのは、オフェンス陣の犯すターンオーバーが減ったことも貢献していそうです。

ターンオーバー
Takeaways Giveaways DIF
Total Int Fum Total Int Fum  
32 21 11 32 21 11 ±0
10位 8位T 19位T 25位 26位T 13位T 14位T

シーズン半ば過ぎまで大きくマイナスしていたターンオーバーレシオでしたが、終盤の頑張りで±0と盛り返してシーズンを終えました。ディフェンスが奪う数も増えましたが、ファンブル数が激減したことが大きかったのは明らかです。最初の7試合で7ファンブルロスト、その後の9試合で4ファンブルロスト。改善したとはいえ、昨年は+17だったターンオーバーレシオが±0となったのが、12勝4敗と10勝6敗の違いになったのかも。

スペシャルチーム
Kickoff Punt Kickoff Return Punt Return Field Goals
(飛距離) Coverage (飛距離) Coverage Net     成功率 回数
58.6 20.8 41.3 9.9 34.6 23.6 7.9 88.5% 23回
28位T 11位 16位 14位 16位T 5位T 22位 4位 13位T

KロングウェルのFG成功率88.5%は素晴らしいの一言。パッカーズより上にいる3チームは全てドームを本拠地にしています。キックオフの飛距離が出ないので過小評価されがちですが、敵陣30ヤード以内に攻め込めば確実に得点してくれるキッカーの存在価値は計り知れません。バイウィーク時に21位だったキックオフリターンですが、RBダヴェンポートを起用してから大幅に向上し、終わってみれば5位タイに。一方、1位だったキックオフカバレッジは、雑なカバーが目立つようになり11位にダウン。チャットマンのパントリターンは相変わらずそこそこ。判断ミスをしないのは評価できますが。

カテゴリ : Football